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《'23年~'24年インタビュー傑作選 16!》みく(アンティック-珈琲店-)最新インタビュー!
2023年に20周年を迎えることを受けて数年ぶりに再集結を果たし、’23年1月と8月にスペシャル・ライヴを行い、10月には新曲もリリースするなど、充実した活動でアニバーサリー・イヤーを駆け抜けたアンティック-珈琲店-。ブランクを感じさせないばかりかよりパワーアップし、魅力を深めていることに驚いたリスナーは多かったに違いない。20周年を締め括るLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)公演を間近に控えたみく(vo)をキャッチして、あらためて彼の人となりに迫ったインタビューをお届けしよう。
Interview:村上孝之
写真:山内洋枝
――アンティック-珈琲店-20周年の締め括りとして'24年1月5日・6日にLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催されるライヴが近づいてきました。どんなライヴにしたいと思っていますか?
みく:1番強く思っているのは、お客さんが今後アンティック-珈琲店-を振り返ったときに、あのライヴが1番よかったなと思ってもらえるものにしたいということです。他にも、本当にいろんな思いはありますね。“20年間ありがとう”という気持ちもありますし、20周年のフィナーレなので悔いのないようにという気持ちもありますし。これまでの中でもバンドとして1番カッコよくありたいというバンドマンとしての気持ちもありますし、お客さんと一緒に楽しみたいという気持ちもありますし。ちょっと欲張りな1日になるのかなと自分的には思っています。
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《'23年~'24年インタビュー傑作選 16!》ミヤ(MUCC)最新インタビュー!
2022年5月4日に結成25周年を迎えたMUCC。ここから怒濤の活動がスタートする。翌月6月9日にはニューアルバム『新世界』を、12月にはアウトテイクをまとめた『新世界 別巻』をリリース。さらには過去に発表した8枚のアルバムを再現するツアー“Timeless”を開催。約1年に渡り、バンドの足跡を振り返ってきた。もちろん、振り返るだけでなく、既存曲に現在の彼らのパワーを注入し、会場限定シングルとしてリリースするなど、進化する姿勢も見せつけた。
この年末、12月28日には“Timeless”ツアーの締めくくりとなる『MUCC 25th Anniversary TOUR Grand Final Bring the End to「Timeless &「WORLD」』を東京国際フォーラム ホールAで行い、同日、アルバム『Timeless』もリリースする。25年の歴史を紐解きながら、密度の濃い活動をしてきたMUCCのギタリストのミヤに、アニバーサリーの総括と、今後の意気込みを語ってもらった。
Interview:海江敦士
――2022年の5月4日に結成25周年を迎えて以降、今年もスペシャルな活動で走り続けているMUCCですが、どんなアニバーサリーになりましたか?
ミヤ:コロナがあったので、そこから25周年が始まったみたいな感じでした。模索しながら活動していた時期から周年が始まって……終わるころには状況がちょっとでもマシになっていればいいなぐらいに思ってたんです。それが最近は、思った以上にいきなりガラッと変わってきたじゃないですか。
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《'23年~'24年インタビュー傑作選 16!》REITA(the GazettE)最新インタビュー!
2020年初頭に起こったパンデミックの影響から最新アルバム『MASS』(2021年5月26日)のリリースから約1年後に同作を携えた全国ツアーをスタートさせたthe GazettE。彼らはおよそ2年ぶりのツアーということを感じさせない上質なライヴでオーディエンスを魅了すると共に、アイディア豊富な彼らにふさわしく同ツアーは3形態で開催されたことも話題を呼んだ。トップクラスのライヴバンドであることをあらためて示し、現在は12月25日にパシフィコ横浜 国立大ホールで行われるライヴを控えているthe GazettEのREITA(Ba.)を招いて、<LIVE TOUR MASS>の話を軸に様々なことを語ってもらったインタビューをお届けしよう。
Interview:村上孝之
――<LIVE TOUR MASS>は3形態で行われましたが、そういうツアーにしようという話が出た時は、どんなことを感じましたか?
REITA:最初に3形態でやろうと決めたわけではなくて、1形態をやりながら次はどういうものにするかを、みんなで探していったんです。“01”をやると“02”をやるにあたって意味みたいなものを見出さないといけないなというのは、もう昔からツアーをする度に、みんな思っていたことなんですよね。だから、企画として全然“あり”だなと思っていました。
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