今回は、女子プロレスを題材にしたNetflixのドラマ『GLOW』のシーズン2が6月29日に配信が開始されることに先立ち、まだこのドラマをまだ見たことのない方のために、昨年配信開始されたシーズン1を振り返りつつ、ざっくりと紹介してみたい。
『GLOW』とは『Gorgeous Ladies of Wrestling(ゴージャス・レディーズ・オブ・レスリング)』の略語で、1985年にロサンゼルスに実在した女子プロレス団体兼、低予算テレビ番組企画をドラマ化したものだ。(ちなみに、実際のGLOWの宣伝文句は「ついに! 子どもと一緒に楽しめるポルノ番組がスタート」というものだったという)
シーズン1は10エピソード(1エピソード約30分)で構成されており、入団テストのシーンから、初のテレビ中継大会、特にメインイベントに至るまでの一連の過程が描かれている。
人間関係のもつれや機微がコメディタッチでちりばめられつつ、ストーリーの根幹は「本当はこんなところにいたくないけれど、他に居場所のない女性たち」の成長譚(たん)であり、多様な登場人物がそれぞれの役割を帯びて1つのプロレスイベントを作り上げるという共通目標を達成するチームワーク物語である。
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