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Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム「MMA Unleashed」――今回のテーマは追悼ダイナマイト・キッド:「レスラーとして偉大だったが、人としては惨めな人生だった」です!!
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12月5日(現地時間)、ダイナマイト・キッドことトム・ビリントン氏が逝去した。
キッドといえば、日本では1981年から始まったタイガーマスク(佐山聡)との一連の名勝負、そしていとこに当たるデイビーボーイ・スミス(現在新日本で活躍しているデイビーボーイ・スミス・ジュニアの親父だ)と組んでの名タッグチームとして人気を博した。
今年鬼籍に入ったもう1人のキッド、山本“KID”徳郁がMMAで軽量級のパイオニアであったように、ダイナマイト・キッドはプロレスの世界で軽量級の選手の道を切り拓いた存在だといえる。キッド以前には、体重が200パウンドない選手は、基本的にはプロレスラーにはなれないか、なってもスターになることはなかった。それを変えたのがキッドだった。
キビキビしていてスピードがあってハードヒット、エネルギーにあふれたスタイルを作り上げたキッドは、身体の小ささを感じさせることなく、大きな身体の相手と伍(ご)していくことができた。その試合形式は、クリス・ベノワ、エディ・ゲレロ、ブレット・ハート、獣神サンダーライガー、レイ・ミステリオといった小柄な選手に引き継がれ、さらにそこから、キッドのことを直接知らない今の若い選手にも影響を与えている。画期的だったタイガーマスク戦を改めて見直してみれば、今のプロレスにつながる流儀が透けて見え、その後のプロレスに与えた影響の大きさに改めて気がつくことだろう。
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代々ボクサー家系だという血の気の多い家庭に生まれ育ったキッドは、子供の頃からアマレスと体操に親しんだ。(会員ページへ続く)
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