プロレス業界のあらゆる情報に精通する事情通Zの「プロレス 点と線」――。今回のテーマは4月のRIZIN、RISEはどうなる? K-1新型コロナ騒動です!


【大好評!サイモン・ケリーインタビューシリーズ】


――
た、た、た、大変です! 西村康稔経済再生担当相が埼玉県知事の大野元裕を通じて、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、IGFに大規模興行の自粛を要請しました!

事情通Z IGFじゃなくてK-1だよ! IGFは自粛してるんじゃなくて活動中止!

――西村大臣の要請をマスコミが報じたのは、大会先日の夜のことでした。

 じつは以前からK-1側と、会場のさいたまスーパーアリーナ側が興行開催に関して話し合いを行なっている……という情報は流れていた。会場側はK-1に対して自粛を要請していたが、K-1側は大会をやると。

――K-1からすれば年間最大のビッグマッチですしね。

 個人的には開催後に週刊誌あたりが騒ぐんじゃないか……とは見ていたが、まさかここまでの大事になるとは思わなかったけど。よくよく振り返ってみれば、たまアリの大規模興行は軒並み中止・延期で開催するのはK-1だけ。たまアリは埼玉県の持ち物ではあるから、新型コロナ感染拡大防止の山場の時期に1万人規模の興行をやられると、行政の責任問題に発展する。あえて要請した件を表に出したのは「あそこがやるならウチも……」というイベントに対して抑止力の意味合いもあっただろうね。

――かといって中止補償の法整備は整ってはないし、現実的ではない。そして可決されたばかりの緊急事態宣言を発令して中止するクラスの案件かといえば……。

 緊急事態宣言の一発目がK-1だったら歴史的出来事だけど(笑)。あの時点でK-1という特定団体に緊急事態宣言を発令することはありえなかったけど、プロレス格闘技に関していえば中規模興行はゴロゴロやってるし、DDTやNOAHなんかも興行を再開するでしょ。

この続きと、IGF旗揚げ戦、中嶋勝彦vs鈴木秀樹、中西学引退、RIZINカメラマン…などの3月更新記事が550円(税込み)でまとめて読める「9万字・記事18本の詰め合わせセット」はコチラ 


この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事90円から購入できます!