プロレス業界のあらゆる情報に精通する事情通Zの「プロレス 点と線」――。今回のテーマは高まる自粛ムード…新日本プロレスも両国をやりたかったです!


【1記事から購入できる過去記事】

メイウェザー舞台裏…ケンタッキー60人前と剥がされた神童のバンテージ■笹原圭一RIZIN広報インタビュー

Uのミライを見た女――高岡左千子「私は運気からUWFのスケジュールを組んでいたんです」

運命のバリジャパ、安生道場破り、幻の長州戦真相――中村頼永インタビュー<ヒクソン来襲編>

【2万字超えの激白】山本喧一インタビュー「高田延彦、田村潔司…真剣勝負とUインターの愛憎物語」

山本宜久「ヒクソンと戦ってるとき、放送禁止用語が聞こえてきたんですよ…」 


塩崎啓二
 
元レフェリーの衝撃告白「私はPRIDEで不正行為を指示されました……」 



――
た、た、た、大変です!新型コロナウイルスの件で「IGFの自粛がいつになっても終わらない!」という冗談すら言えないですよ! 

事情通Z
 プロレス格闘技界もホントに大変だよ。興行がまともにできないからプロレス団体や周辺関係者は死活問題。プロレス界に携わっている私のようなマスコミ、音響さん、リング屋さん……などなど、裏方さんの収入は激減。3月中旬まで影響があったのはメジャー団体周辺で、インディはそこまでじゃなかったけど……急にガッと来たね。

――
じつはプロレスはけっこう興行をやってましたね。

 会場が小規模だったから目立ってないところはあったし、3月に入って以降、世間はコロナの問題に緩んだところがあったんでしょ。

――
海外の深刻さと比べて日本は大丈夫……という雰囲気に一瞬なりかけて。

 「あ、興行ができるかも」ってことで、あちこちの団体が再開に動いていたけど、コロナは収束せず、そんなときにK-1のさいたまスーパーアリーナの件が……

――
あの3連休から潮目が一気に変わりましたねぇ。

 K-1サイドの事情は凄くわかるんだよ。基本はインディと一緒というか、興行をやらなきゃ仕方ない。K-1の場合はすぐに潰れるというわけじゃないんだけど、ヘタしたら致命的なダメージを負いかねない。その事情は凄くわかるけど、世間的なタイミングからすると最悪だったなっていう。

――
3月31日の新日本プロレス両国国技館大会も中止になって。

Z 新日本の両国中止は23日に発表されたけど、マス席を4名で売っちゃってたから、濃厚接触を避けられないということで厳しいと。それでもギリギリまでやろうとしてたんだよ。ただまあ、その前の週末から情勢が一気に変わった。それまで開催に傾いていたんだけどね。

この続きと、小川vs藤田大凡戦の謎、古瀬美月、ぱんちゃん、異常なレッスルマニア…などの4月更新記事が550円(税込み)でまとめて読める「11万字記事20本の詰め合わせセット」はコチラ 


この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック! 1記事90円から購入できます!