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レスリング全日本選手権優勝など実績を誇る中村倫也がMMA転向をSNSで表明。キッズレスリング時代の中村選手をよく知る元シューター池田久雄氏に話を伺った。
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現在は上尾市でジムを運営する池田久雄氏
――レスリングの中村倫也選手がMMA転向を宣言したことが大きな話題になっているんです。レスリングの実績もさることながら、修斗方面にも大きな縁があるそうですね。
池田 倫也のことは産まれたときから知っていますね。ウチ(PUREBRED)はシューティング大宮、PUREBRED大宮を受け継いでいるジムなんですけど、いまでもウチがやっているキッズレスリングは倫也が幼稚園の頃に始めたもので。その第1号の生徒が倫也と(山本)アーセンなんですよ。
――始まりからして凄い!!(笑)。
池田 でも、もう昔のことだから、いま通っている会員さんが誰も倫也のことは知らないんですよ。ジムの玄関に当時の写真が飾ってあって「この子がね……」なんて説明するときはあるんですけど。「倫也は東京オリンピックの最終予選まで残って、乙黒(拓斗)選手に勝てばプレーオフに進出できる。 オリンピック出場の可能性はまだあるから応援してね」と。結果はああいうかたちで残念だったんですけどね。
――中村選手のお父さんは当時の修斗の親会社だった龍車グループの会長・中村晃三氏というのも驚きで。こんな大河ドラマはないですよ!
池田 晃三社長がいなかったらあの時代の修斗は大変だったわけですからね。1993年か1994年頃かな。私は高校時代レスリングをやっていたので卒業後は修斗をやろうと決めていて。修斗の後楽園ホール大会が終わったあとに佐山(聡)先生から直接「今度ジムを大宮に出す」という話を聞いたので通おうと。
――龍車グループが修斗のオーナーになったから大宮にジムも出せたんですよね。
池田 龍車グループは「大宮健康センター ゆの郷」を経営していたので、修斗のラウンドガールが「大宮健康センター ゆの郷」のたすきを掛けてインターバル中に歩いてましたからね(笑)。
――最高です!(笑)。龍車グループにお世話になった格闘家、関係者を挙げればキリがないそうですけど、意外なところでは外国人格闘家カーロス・ニュートンの面倒を見ていたとか。
池田 ああ、部屋を提供してもらったりして、滞在期間に面倒を見てもらってましたね。だからカーロスがUFCウェルター級チャンピオンになったときに、そのベルトを晃三社長に見せに来たんですよ。そのベルトを倫也が腰に巻いた写真を持ってるはずですね。
――そのベルトを実際に獲るために今度はMMAに……凄いドラマですねぇ。バーリトゥードジャパンも龍車グループのバックアップがなかったら開催できなかったわけですから、ということはヒクソン・グレイシーも来日してなかったということですし。
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コメント
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バラさんが飛びつきそうでw
ホントに段階を踏んでじっくり育ってほしい。
是非とも再開するジ・アウトサイダーでデビューして欲しいな。