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アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマはアメリカのプロレスから“ハウスショー”が消える日です!
<1記事から買えるバックナンバー>
オスプレイも加害者? 史上最悪のプロレスセクハラ問題「#SpeakingOut」の衝撃
「俺らにはインディープロレスが必要なんだ!インディーはプロレス界の生命線だ!」
こう叫んだのは、AEW世界王座と新日本プロレスIWGPユナイテッド・ステーツ・ヘビー級王座のメジャー2団体2冠王ジョン・モクスリーだ。
インディー団体のイベント「The Collective ザ・コレクティブ」でのことだった。
米中西部インディアナ州インディアナポリスのマリオン・カウンティ・フェアグラウンズの屋内特設会場で開催された、このイベントは、GCW(ゲーム・チャンジャー・レスリング)が音頭をとり、アメリカインディー8団体が参加、10月9日、10日、11日の3日間で12大会が行われた。モクスリーの試合は、3日目夜の部「ジョシュ・バーネット主催ブラッドスポート」。ノーロープリング、ピンフォールなし、ノックアウト&ギブアップ決着のみの格闘技ルール大会である。モクスリーは、この大会の3日後に、AEWのライブ放送「ダイナマイト」の1周年記念大会で、ランス・アーチャー相手にAEW世界王座の防衛戦を控えており、怪我をすることは許されない状況にもかかわらず出場した。しかも、モクスリーは、この試合のため、ラスベガスのエクストリーム・クートゥア・ジムでMMAファイターら相手に特訓するほどの力の入れようだった。
本来ならば、この「ザ・コレクティブ」は、4月2日、3日、4日の3日間、フロリダ州タンパで、レッスルマニアウイークの一大イベントとして開催されるはずだった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、全米にロックダウン、自宅待機命令が出され、WWE「レッスルマニア36」も予定していたスタジアム会場の開催を中止し、WWEパフォーマンスセンターでの無観客収録大会へと変更になったため、その近辺で行われる予定となっていた“裏レッスルマニア”のイベントも全て中止となってしまう。「ザ・コレクティブ」主催者であるGCWのオーナー、ブレット・ローダーデールも、イベントの無期限延期を決断せざるを得なくなった。
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