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「沖縄国際映画祭」に行っていた!
本来であれば今回の映画祭では
「デルシネ」第二弾作品を公開するはずだった!
しかし映画製作にはよくある諸事情により
クランクインが遅れてしまった!
そこで吉本興業からは
これまで通りに第一弾作品
『エル・シュリケンvs悪魔の発明』
を上映して欲しいと依頼された!
私はまったく気が進まなかった!
『エル・シュリケンvs悪魔の発明』は
あまりにも多く上映された映画だ!
それはありがたい事ではあるのだが
できる事ならばもっと新鮮な作品で
映画祭に貢献したいと思っていた!
そこで!
「沖縄で追加シーンを撮影させて欲しい!」
と会社に申し出た!
更にいくつかの手を加えた
『エル・シュリケンvs悪魔の発明〜最終バージョン』
を上映すべく
我々一行「チーム・シュリケン」は
沖縄へと飛んだ!
まず初日の予定は
レッドカーペットだ!
待機所には大勢の芸人や俳優がわいわいしており
行きの飛行機で隣に座っていた
「すっちー」に
ここでもまた会った!
年々知名度が上がる彼の活躍には
心底感心している!
よく”二人はお知り合いですか?”
と尋ねられたりするのだが
「すっちー」は
私のコントイベント「王立劇場」にも出演し
更には私による「新喜劇」
「王立新喜劇」の準レギュラーだ!
知るも知らないも
何度も共に舞台に立っている!
さて!
私はこの映画祭の
レッドカーペットと開会式が大嫌いだ!
私は人気タレントでも何でもないので
沿道のお客さん達が
「あれ誰?」
と囁く中を歩かなければならない!
しかしそんな中でも
私に声をかけてくれる人がいたりする!
ありがたい事だ!
「エル・シュリケン」さんは
本来かぶるはずだった
次回作のマスクで登場!
(本人はなぜか”おめん”と呼んでいる!)
『ドーナツ博士とGo!Go!ピクニック』
で生まれたロボットも
昨年から「デルシネ」ファミリー入りし
共にレッドカーペットを歩いた!
開会式に関しては
毎年一切のショーアップがなされておらず
今年などは炎天下で
30人ほどのスピーチを聞くという
たいそう謎めいたイベントだった!
毎年の司会者である「今田耕司」氏による
あっと驚く名司会ぶりが見事なのだが
参列者や観客がみんなで笑顔になったのは
開会式が終わった瞬間だけだった!
なぜああいう式典の演出を
私に依頼しないのか
不思議で仕方がない!
高温多湿と”世界で最も退屈な開会式”に
かなりの体力を奪われ
我々はうんざりとホテルに戻った!
しかし大丈夫!
そこから間違いなく元気になる事が予定されている!
「ゆっこ」こと「武内由紀子」から連絡があった!
「映画祭で沖縄に来ているものの
今夜の予定がまったくありません!」
大量の芸人や俳優が沖縄に集う映画祭期間なのだが
誰が来ているのかを名簿でもらえるわけでもない!
ちょいとうっかりしていると
一人ぼっちになってしまう事が実に多い!
「初の沖縄訪問」の際には私もうっかりした!
「ゆっこ」もうっかりしてしまったのだ!
私はこれから自分達が
最高に楽しい場所に行く事を告げると
ゆっこは「私もそこに行く!」と言い出した!
では行こう!
「コザ」の「松屋食堂」へ!
沖縄入りするとその芸名が
「アグーみき」に変わる
「ガブリエルみき」と共に
「松屋食堂」へと向かった!
そこがどういう場所なのかは
是非過去の『ひろぐ』記事
『心がマブヤーに変わった日』(2014年5月9日)
を是非お読み頂きたい!
相変わらずパワー全開の「きみちゃん」が
「えっ?」となるほど大量の沖縄料理を作って
我々を歓迎してくれた!
するとやがて
沖縄で出会った仲間が
どんどんと「松屋食堂」に集まり
狭い店内でいつも通りの大宴会が始まった!
なんと素敵な時間なのだろうか!
そこにはよくある飲み会で飛び交う
つまらない「愚痴」は一切無い!
ただひたすらに再会を喜び合い
今がどれだけ楽しいかを語り合う!
最高にご陽気な”うちなーぐち”の店主!
職業以外に共通点のないへんてこりんな二人の美容師!
新聞社で働いているのにビル・ゲイツを知らない奇人!
沖縄で暮らすのに秋田弁しか話せない変人!
50万枚を売ったヒット曲
『SO.YA.NA』を持つ元アイドル!
相方ばかりが占いで売れていく漫才師!
そしてひげくるんな作家!
とんでもなく共通点の少ない仲間が
出身地も言葉も職業も越えて騒ぎ合った!
するとついでに日付まで越えてしまった!
帰り際に「きみちゃん」は
私が訪れた事に涙を流してくれた!
またきっと来てね
と言って私の胸で泣いた!
いつの頃からか私はこの「松屋食堂」を
”帰る場所”と認識している!
私は沖縄に帰って来たのだ!
翌日は追加撮影のロケハンを行った!
さすが沖縄だ!
秘密結社「フリーメーソン」の集会場が
”ここでございます!”
と言わんばかりに存在する!
もちろんロケに使えるわけもなく
若い吉本社員に無茶ぶりで
「トイレを借りに行け!」
と命ずるも彼にその勇気は沸かなかった!
さて!
更にその翌日は追加撮影だ!
まずは午前中に「FUJIWARA」と!
そして午後からは
落語家「桂三度(元・世界のナベアツ)」君と
「横澤夏子」ちゃんとで撮影を行った!
「桂三度」君とはほぼ初対面で
一度いや三度ほど
ゆっくり話をしてみたいと思っていたのだが
彼はずいぶん昔に
私の舞台を数本観に来てくれたと聞き
話はたいそうはずんだ!
「椎間板ヘルニアはもう大丈夫なんですか?」
と聞いてくれた事で
観に来てくれていた時期は容易に計算できた!
椎間板ヘルニアでベッドから起き上がれない時
一人で生きる事が不安になった私は
看病してくれた女性に結婚を申し込み
今も続く夫婦生活があるのだ!
沖縄花月のあるビル「HAPiNAHA」で
「笑福亭笑助」君に偶然出会った!
彼は大阪出身でありながら
「山形すみます芸人」として
私の留守を守ってくれている落語家だ!
大阪在住の山形人である私と
山形在住の大阪人である笑助君!
そんな二人が沖縄で出会うというのは
なんとも愉快な話である!
劇場でのリハーサルまでホテル待機している時間
「琉球ドラゴンプロレスリング」所属の女子レスラー
「あぽたん」こと
「ハイビスカスみぃ(元・アップルみゆき)」ちゃんに
「沖縄に来て国際通りの近くにいますよ!」
とメールを送信したところ!
なんと彼女からの即答で
「私も今は国際通りにいます!」
と返事が来た!
しかもある事情で今後とても仲良くなるであろう
「星ハム子」選手も一緒にいるという!
せっかくなのでリハーサルを行う
沖縄花月に二人の女子レスラーを招いた!
なんとも可愛らしい二人の女子レスラー達は
翌日の嘉手納において
シングルマッチで戦うのだと言う!
その前日に二人でお買い物というのだから
プロレス界も時代が変わったと言えよう!
アントニオ猪木とタイガー・ジェット・シンで
そんな事は許されなかったはずだ!
今回の
『エル・シュリケンvs悪魔の発明〜最終バージョン』
ではこれまでに無かった
「ライブカメラ」という実験を含めてみた!
ストーリーが進行する中で
突然カメラが今の客席を映し出す!
そしてスクリーン前に登場するロボットの指令で
観客にあれこれやってもらうという新システムだ!
そんな特殊な演出のリハーサルは
しっかりとやっておかなければならない!
北海道出身にして沖縄迷惑芸人の
「どさんこ室田」も昨年に引き続き
すっかりデルシネ・スタッフに紛れ込んだ!
沖縄国際映画祭のマスコット芸人
「宮川たま子」ちゃんとの再会も忘れてはならない!
「たまちゃん」に応援されて
翌日はいよいよ
『エル・シュリケンvs悪魔の発明』
ラスト上映だ!
ゆたしくうにげーさびら!
(よろしくお願いします!)
上映は素晴らしい盛り上がりだった!
来てくれたお客さんは
とんでもなく楽しそうに映画に参加してくれた!
小さな子ども達も
かわいらしく上手に台詞を言ってくれた!
自分たちが出演する映画を
みんなわいわい喜んでくれた!
追加シーンもいっぱい笑ってもらい
「ライブカメラ」はとんでもなく盛り上がった!
作り手も観る人も一緒に楽しめる作品!
それ以上に尊い物はないと私は考えている!
そんな会場を眺めながら
やはりどうしても
「初めてこの映画を上映した時」が
思い出された!
私が提唱した”新しい映画”「デルシネ」は
キャスト&スタッフ以外”誰の理解も得られない”まま
ほぼ迫害されるような状況で始まった!
しかしそんな我々を支えてくれたのは
観に来てくれた
そして出演してくれた観客だった!
あの笑顔と笑い声に会えるならば
誰に理解されなくても上映を続けよう!
みんなそう思って毎年沖縄に向かい
キャラバン隊を組んで
沖縄の様々な土地を巡って上映を行った!
そしてそこで多くの素敵な仲間と巡りあった!
一昨日に最終バージョンの上映を終え
『エル・シュリケンvs悪魔の発明』は
もう二度と上映される事はない!
本編には昨年亡くなった
「今いくよ」さんも出演してくれている!
よくある映画であればエンドロールに
”ご冥福をお祈りします”
と出るのだろうが
我々はそれをしなかった!
みんなに笑顔で劇場を出て欲しかったからだ!
きっといくよさんも同意してくれるだろう!
なのでこの場を借りて
彼女の冥福を祈りたい!
ありがとういくよさん!
デルシネは終わったわけではない!
ほぼ全ての失敗を経験した上で
更に多くのエンターテイメント要素を盛り込んだ
『エル・シュリケンvs新昆虫デスキート』
を次回作として用意している!
撮影開始は間近だ!
最も尊敬する映画監督
「ウィリアム・キャッスル」に
少しでも近づくべく
私は世界で最も奇妙な映画作りを
ひろごうと思う!
以上が今年の「デルシネ」上映の一部始終だ!
しかし!
これらは全て前置きでしかない!
私はこの沖縄滞在期間中に
とんでもなくひろぐ体験をした!
今回出会った沖縄の人々ですらも
そこを訪れた事のある人は一人もいなかった!
次回の『ひろぐ』では皆さんを
びっくりするほど面白い場所にご案内しようと思う!
本来であれば今回の映画祭では
「デルシネ」第二弾作品を公開するはずだった!
しかし映画製作にはよくある諸事情により
クランクインが遅れてしまった!
そこで吉本興業からは
これまで通りに第一弾作品
『エル・シュリケンvs悪魔の発明』
を上映して欲しいと依頼された!
私はまったく気が進まなかった!
『エル・シュリケンvs悪魔の発明』は
あまりにも多く上映された映画だ!
それはありがたい事ではあるのだが
できる事ならばもっと新鮮な作品で
映画祭に貢献したいと思っていた!
そこで!
「沖縄で追加シーンを撮影させて欲しい!」
と会社に申し出た!
更にいくつかの手を加えた
『エル・シュリケンvs悪魔の発明〜最終バージョン』
を上映すべく
我々一行「チーム・シュリケン」は
沖縄へと飛んだ!
まず初日の予定は
レッドカーペットだ!
待機所には大勢の芸人や俳優がわいわいしており
行きの飛行機で隣に座っていた
「すっちー」に
ここでもまた会った!
年々知名度が上がる彼の活躍には
心底感心している!
よく”二人はお知り合いですか?”
と尋ねられたりするのだが
「すっちー」は
私のコントイベント「王立劇場」にも出演し
更には私による「新喜劇」
「王立新喜劇」の準レギュラーだ!
知るも知らないも
何度も共に舞台に立っている!
さて!
私はこの映画祭の
レッドカーペットと開会式が大嫌いだ!
私は人気タレントでも何でもないので
沿道のお客さん達が
「あれ誰?」
と囁く中を歩かなければならない!
しかしそんな中でも
私に声をかけてくれる人がいたりする!
ありがたい事だ!
「エル・シュリケン」さんは
本来かぶるはずだった
次回作のマスクで登場!
(本人はなぜか”おめん”と呼んでいる!)
『ドーナツ博士とGo!Go!ピクニック』
で生まれたロボットも
昨年から「デルシネ」ファミリー入りし
共にレッドカーペットを歩いた!
開会式に関しては
毎年一切のショーアップがなされておらず
今年などは炎天下で
30人ほどのスピーチを聞くという
たいそう謎めいたイベントだった!
毎年の司会者である「今田耕司」氏による
あっと驚く名司会ぶりが見事なのだが
参列者や観客がみんなで笑顔になったのは
開会式が終わった瞬間だけだった!
なぜああいう式典の演出を
私に依頼しないのか
不思議で仕方がない!
高温多湿と”世界で最も退屈な開会式”に
かなりの体力を奪われ
我々はうんざりとホテルに戻った!
しかし大丈夫!
そこから間違いなく元気になる事が予定されている!
「ゆっこ」こと「武内由紀子」から連絡があった!
「映画祭で沖縄に来ているものの
今夜の予定がまったくありません!」
大量の芸人や俳優が沖縄に集う映画祭期間なのだが
誰が来ているのかを名簿でもらえるわけでもない!
ちょいとうっかりしていると
一人ぼっちになってしまう事が実に多い!
「初の沖縄訪問」の際には私もうっかりした!
「ゆっこ」もうっかりしてしまったのだ!
私はこれから自分達が
最高に楽しい場所に行く事を告げると
ゆっこは「私もそこに行く!」と言い出した!
では行こう!
「コザ」の「松屋食堂」へ!
沖縄入りするとその芸名が
「アグーみき」に変わる
「ガブリエルみき」と共に
「松屋食堂」へと向かった!
そこがどういう場所なのかは
是非過去の『ひろぐ』記事
『心がマブヤーに変わった日』(2014年5月9日)
を是非お読み頂きたい!
相変わらずパワー全開の「きみちゃん」が
「えっ?」となるほど大量の沖縄料理を作って
我々を歓迎してくれた!
するとやがて
沖縄で出会った仲間が
どんどんと「松屋食堂」に集まり
狭い店内でいつも通りの大宴会が始まった!
なんと素敵な時間なのだろうか!
そこにはよくある飲み会で飛び交う
つまらない「愚痴」は一切無い!
ただひたすらに再会を喜び合い
今がどれだけ楽しいかを語り合う!
最高にご陽気な”うちなーぐち”の店主!
職業以外に共通点のないへんてこりんな二人の美容師!
新聞社で働いているのにビル・ゲイツを知らない奇人!
沖縄で暮らすのに秋田弁しか話せない変人!
50万枚を売ったヒット曲
『SO.YA.NA』を持つ元アイドル!
相方ばかりが占いで売れていく漫才師!
そしてひげくるんな作家!
とんでもなく共通点の少ない仲間が
出身地も言葉も職業も越えて騒ぎ合った!
するとついでに日付まで越えてしまった!
帰り際に「きみちゃん」は
私が訪れた事に涙を流してくれた!
またきっと来てね
と言って私の胸で泣いた!
いつの頃からか私はこの「松屋食堂」を
”帰る場所”と認識している!
私は沖縄に帰って来たのだ!
翌日は追加撮影のロケハンを行った!
さすが沖縄だ!
秘密結社「フリーメーソン」の集会場が
”ここでございます!”
と言わんばかりに存在する!
もちろんロケに使えるわけもなく
若い吉本社員に無茶ぶりで
「トイレを借りに行け!」
と命ずるも彼にその勇気は沸かなかった!
さて!
更にその翌日は追加撮影だ!
まずは午前中に「FUJIWARA」と!
そして午後からは
落語家「桂三度(元・世界のナベアツ)」君と
「横澤夏子」ちゃんとで撮影を行った!
「桂三度」君とはほぼ初対面で
一度いや三度ほど
ゆっくり話をしてみたいと思っていたのだが
彼はずいぶん昔に
私の舞台を数本観に来てくれたと聞き
話はたいそうはずんだ!
「椎間板ヘルニアはもう大丈夫なんですか?」
と聞いてくれた事で
観に来てくれていた時期は容易に計算できた!
椎間板ヘルニアでベッドから起き上がれない時
一人で生きる事が不安になった私は
看病してくれた女性に結婚を申し込み
今も続く夫婦生活があるのだ!
沖縄花月のあるビル「HAPiNAHA」で
「笑福亭笑助」君に偶然出会った!
彼は大阪出身でありながら
「山形すみます芸人」として
私の留守を守ってくれている落語家だ!
大阪在住の山形人である私と
山形在住の大阪人である笑助君!
そんな二人が沖縄で出会うというのは
なんとも愉快な話である!
劇場でのリハーサルまでホテル待機している時間
「琉球ドラゴンプロレスリング」所属の女子レスラー
「あぽたん」こと
「ハイビスカスみぃ(元・アップルみゆき)」ちゃんに
「沖縄に来て国際通りの近くにいますよ!」
とメールを送信したところ!
なんと彼女からの即答で
「私も今は国際通りにいます!」
と返事が来た!
しかもある事情で今後とても仲良くなるであろう
「星ハム子」選手も一緒にいるという!
せっかくなのでリハーサルを行う
沖縄花月に二人の女子レスラーを招いた!
なんとも可愛らしい二人の女子レスラー達は
翌日の嘉手納において
シングルマッチで戦うのだと言う!
その前日に二人でお買い物というのだから
プロレス界も時代が変わったと言えよう!
アントニオ猪木とタイガー・ジェット・シンで
そんな事は許されなかったはずだ!
今回の
『エル・シュリケンvs悪魔の発明〜最終バージョン』
ではこれまでに無かった
「ライブカメラ」という実験を含めてみた!
ストーリーが進行する中で
突然カメラが今の客席を映し出す!
そしてスクリーン前に登場するロボットの指令で
観客にあれこれやってもらうという新システムだ!
そんな特殊な演出のリハーサルは
しっかりとやっておかなければならない!
北海道出身にして沖縄迷惑芸人の
「どさんこ室田」も昨年に引き続き
すっかりデルシネ・スタッフに紛れ込んだ!
沖縄国際映画祭のマスコット芸人
「宮川たま子」ちゃんとの再会も忘れてはならない!
「たまちゃん」に応援されて
翌日はいよいよ
『エル・シュリケンvs悪魔の発明』
ラスト上映だ!
ゆたしくうにげーさびら!
(よろしくお願いします!)
上映は素晴らしい盛り上がりだった!
来てくれたお客さんは
とんでもなく楽しそうに映画に参加してくれた!
小さな子ども達も
かわいらしく上手に台詞を言ってくれた!
自分たちが出演する映画を
みんなわいわい喜んでくれた!
追加シーンもいっぱい笑ってもらい
「ライブカメラ」はとんでもなく盛り上がった!
作り手も観る人も一緒に楽しめる作品!
それ以上に尊い物はないと私は考えている!
そんな会場を眺めながら
やはりどうしても
「初めてこの映画を上映した時」が
思い出された!
私が提唱した”新しい映画”「デルシネ」は
キャスト&スタッフ以外”誰の理解も得られない”まま
ほぼ迫害されるような状況で始まった!
しかしそんな我々を支えてくれたのは
観に来てくれた
そして出演してくれた観客だった!
あの笑顔と笑い声に会えるならば
誰に理解されなくても上映を続けよう!
みんなそう思って毎年沖縄に向かい
キャラバン隊を組んで
沖縄の様々な土地を巡って上映を行った!
そしてそこで多くの素敵な仲間と巡りあった!
一昨日に最終バージョンの上映を終え
『エル・シュリケンvs悪魔の発明』は
もう二度と上映される事はない!
本編には昨年亡くなった
「今いくよ」さんも出演してくれている!
よくある映画であればエンドロールに
”ご冥福をお祈りします”
と出るのだろうが
我々はそれをしなかった!
みんなに笑顔で劇場を出て欲しかったからだ!
きっといくよさんも同意してくれるだろう!
なのでこの場を借りて
彼女の冥福を祈りたい!
ありがとういくよさん!
デルシネは終わったわけではない!
ほぼ全ての失敗を経験した上で
更に多くのエンターテイメント要素を盛り込んだ
『エル・シュリケンvs新昆虫デスキート』
を次回作として用意している!
撮影開始は間近だ!
最も尊敬する映画監督
「ウィリアム・キャッスル」に
少しでも近づくべく
私は世界で最も奇妙な映画作りを
ひろごうと思う!
以上が今年の「デルシネ」上映の一部始終だ!
しかし!
これらは全て前置きでしかない!
私はこの沖縄滞在期間中に
とんでもなくひろぐ体験をした!
今回出会った沖縄の人々ですらも
そこを訪れた事のある人は一人もいなかった!
次回の『ひろぐ』では皆さんを
びっくりするほど面白い場所にご案内しようと思う!
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