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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第10回(1,794字)
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第10回(1,794字)

2017-05-11 06:00
    ここから「身体に叩き込む言葉」を具体的に見ていく。
    ここでは大きく三つの言葉を推薦する。ただ、身体に叩き込む言葉は必ずしもこの三つでなくていい。名文であればどの言葉でも効果がある。

    それでも、ここから推薦する三つの言葉は、ぼく自身の人生に大きな影響を与えた。ぼくはこの三つの言葉を身体に叩き込むことによって、言葉に対する感度を養った。そしてその感度を活かし、勉強というものに取り組んで、それなりの成果を上げてきたのである。ぼくの勉強方法は、これら三つの言葉を身体に叩き込むことによって磨かれた。

    まず最初の言葉は、ぼくが中学生のときに知った。国語の授業で習った言葉だ。それは次のようなものであった。

    渭城の朝雨軽塵を浥し
    客舎青々柳色新たなり
    君に勧む更に尽くせ一杯の酒
    西の方陽関を出づれば故人無からん

    これは漢文である。「元二の安西に使ひするを送る」というタイトルで、中国、唐の時代の官僚であり、
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