ぼくはこれまで、働き始めてから28年間、仕事がだいじだと思って生きてきたが、今はもう、そうではなくなっていた。それよりも、人間としての尊厳だとか、幸せだとかがだいじになっていた。仕事とかお金とかは、ロボットが生産してくれる時代にすでになっている。働かなくても生きていける時代が、実はもうすでに到来しているのだ。
ぼくはずっと、そこのところを勘違いしていた。そこのところを見誤っていた。そのことに、今日気づいた。仕事はもはや人生において重要ではなくなっているのだ。なぜなら、仕事をしなくても人は生きていくことができるからだ。堀江貴文さんがイベントでそのことを言っていて、ぼくも頭ではそれを知っていたし、分かっていたつもりだったのだが、まだ腑に落ちていなかった。それを納得していなかった。だからこれまで長い間空回りしていたのだ。
実際ぼくは、もう仕事をしなくても生きていけ