ハックルベリーに会いに行く
今、動き出すべきとき(2,229字)
先日、中学・高校の同窓会へ行ったのだが、そこで同級生と話していると、彼の中学生の息子が学校へ行かないという。それでぼくは「それはきわめて真っ当な選択なのでは? むしろ誇るべきだよ」と言った。すると驚いたことに(というと失礼だが)、その同級生(男性)も「おれもそう思う」と言った。ただ、「でも奥さんがやっぱり心配して、息子に学校に行くように言うんだよなあ」とも言っていた。
その日は中学・高校の同窓会で、すなわち話している相手は中学・高校の同級生だったのだが、普通の人とは共有できないかと思っていたぼくの感覚を共有できたので驚いた。まだまだこの感覚を共有できる人は少ないかと思っていたのだ。実際、彼の奥さんはまだそれを共有できていない。
しかしよくよく考えてみると、彼とぼくは同じ中学・高校で、すなわち同じ中学・高校体験をしていた(彼の奥さんは違う)。そして今、ぼくらはあの体験を懐かしく思い出しつつも
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