糸井重里氏がものすごい勢いで晩節を汚している。一昨年くらいからそうなのだが、今年に入ってもTweetが何度も炎上している。

ところで、ぼくは「晩節を汚す人」ウォッチャーである。晩節を汚す人にとても興味がある。なぜかというと、自分が晩節を汚したくないからだ。人間は、晩節こそ大切だと思っている。文字通り「死に様」が大切なのだ。

だから、「晩節を汚す人」をウォッチして、他山の石としているのである。最近では、金ピカ先生こと佐藤忠志氏も晩節を汚していて興味深かった。人はなぜ晩節を汚すのだろうか?

その一方で、晩節を汚さない人というのもいる。ぼくの中では、野中広務氏が、晩節を汚さなかった人として興味深い。彼は、若い頃から毀誉褒貶あったが、それは死ぬまで続いた。死ぬまで毀誉褒貶があり、良いところも悪いところも評価が変わらなかった。

一言で言うと、死ぬまでブレなかった。そうして、92歳で大往生した。ぼくは