閉じる
閉じる
×
人生は苦しい。これは「正しい」ことであり、異論の余地がない。
そして、苦しい人生を楽しむには、「苦しさを楽しむ」しかない。この矛盾した領域に、無意識的にでも辿り着かないと、充実した人生は歩めない。意識的に到達できると、人生はずいぶんと楽なものになる。
ただし、そこには落とし穴がある。それは、その苦しさが自分が選択したものでない限り、あまり意味がない――ということだ。
他の人から「楽しむためには苦しさが必要だ」などと洗脳され、本当は苦しいことなのに「これは楽しい」と自分を騙しながら生きていると、やがて心身を疲弊して病気になったり、最悪の場合は死んでしまったりする。
その逆に、自分で選択した苦しさだったらどんどん健康になる。その意味では「健康かどうか」が一つのバロメーターになるだろう。
ぼくは一昨年、15キロの減量を体験したが、その間は厳しい食事制限と毎日の激しい運動とで本当に大変だった。正直
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。