• このエントリーをはてなブックマークに追加
マンガの80年代から90年代までを概観する:その69(1,703字)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

マンガの80年代から90年代までを概観する:その69(1,703字)

2022-09-22 06:00
    柳沢きみおの『月とスッポン』は、1976年から1982年まで週刊少年チャンピオンで連載されていた。単行本は全23巻になる。リアルタイムだと、ぼくにとっては8歳から14歳までの間だ。ちょうど少年から思春期にかけての一番多感な時期だった。

    ただし、さすがに小学生で読むのは早すぎたので、前半はリアルタイムでは読んでいなかった。ぼくは、小4(1974年)からチャンピオンをよく読むようになっていたが、当時、『月とスッポン』はそれほど印象に残らなかった。

    ぼくが『月とスッポン』を集中的に読むようになったのは、高校生になってからだ。つまり1984年以降なので、連載が終わってからということになる。
    連載が終わってから、単行本で読んでいた。単行本を全巻揃え、それを数え切れないほどくり返し読んだ。

    くり返し読んでもちっとも飽きることはなかった。それどころか、読むたびに新しい発見があった。特に後半の展開は、新し
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。