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競争考:その18「夕陽的とは何か?(前編)」(1,901字)
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競争考:その18「夕陽的とは何か?(前編)」(1,901字)

2014-08-26 06:00
    自然と怒れるようになるためには、物事の正誤の判断が必要だ。
    しかし、正誤の判断を誤ると、重大な禍を招く危険性がある。
    そこで、正しく正誤を判断しなければならないのだが、このとき、物差しとなるのは「絶対的な価値」だ。

    では、「絶対的な価値」とは何か?――といえば、いくつかあるが、そのうちの重大な一つが「夕陽」である。夕陽の美しさは絶対的な価値なのだ。
    だから、夕陽の美しさに鑑みて正誤の正しさを判断すれば、誤りが少なくなる。ある事象を見て「夕陽的か否か」が分かれば、その判断がつくのである。

    では、「夕陽的」とは何か?
    今回は、そのことについて考えてみたい。


    「夕陽的」とは何か?
    それは、言い換えれば「夕陽はなぜ美しいのか?」ということになる。
    では、なぜ夕陽は美しいのか?
    なぜ、誰も夕陽の美しさを否定できないのか?
    その答えの一つは、夕陽が「昼」と「夜」の両方をはらんでいる――ということだろう。

    夕陽は、昼と夜の両方
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