ハックルベリーに会いに行く なぜ多くの日本人が電車の中でケータイゲームをするようになったのか?(1,461字) 2015/01/19(月) 06:00 タグを追加 登録単語を空白で区切ると一度に複数のタグを登録できます。・タグを編集するにはログインしてください。・同じタグは複数追加できません。・最大文字数を超えているため追加できません(全角20文字半角40文字まで)。・タグの登録数が上限に達しているため追加できません(最大10まで)。・タグのロックは1記事あたり最大5つまでです。・ロックされているタグは削除出来ません。・不正な操作です。・タグの追加に失敗しました。お手数をおかけしますがしばらくしてから再度お試し下さい。 先週、とある場所で講演をした際、聴講された方から――「近頃は、老若男女が電車の中でケータイゲームをしている。それを見ていると『日本は大丈夫なのか?』と心配になる。昔は、電車の中で新聞や本を読んでいる人が多かった。日本人はバカになってしまったのか?」 とのご質問を受けた。ぼくはそれを、なかなか面白い質問だと思った。なぜなら、これまで意識したことはなかったが、言われてみると、一つの現代社会を象徴するような事象であると感じたからだ。そこで今日は、それについてぼくがした回答を書いてみたい。 まず、「人間の頭の良し悪し」というのは、かなりの部分で「社会の情報化」に依存する。情報化社会が進めば進むほど、頭の良い人が増える。 300年前、ヨーロッパでは識字率がわずか3%だった。多くの人に情報が行き渡らなかったからだ。しかし今は100%になった。昔と比べ、情報が行き渡るようになったからだ。 このことから、 この記事の続きを読む ポイントで購入して読む ※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら ログインしてください ログイン 購入に関するご注意 ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。 ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。 記事一覧に戻る ポスト シェア 違反報告 2015/01/16(金) 06:00 教育考:その1「ぼくは見てきた」(2,052字) 2015/01/20(火) 06:00 ライトノベルの書き方:その2「小説はコンプレックスビジネスだ」(2,029字) 新着記事 [Q&A]モンスターペアレンツにどう対処するか?(1,729字) 8時間前 本質的に生きる方法:その12(1,747字) 1日前 石原莞爾と東條英機:その66(1,738字) 2日前 野球道とは負けることと見つけたり:その9(1,791字) 5日前 1994:その33(1,829字) 6日前 記事一覧 ハックルベリーに会いに行く フォロー 『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。 メール配信:ありサンプル記事更新頻度:月-金の毎日※メール配信はチャンネルの月額会員限定です 岩崎夏海 1968年生まれ。男性。本名同じ。東京都日野市出身。東京芸術大学美術学部建築科卒。 秋元康氏に師事し、放送作家や秋元氏のアシスタントとして17年間働き、AKB48にも関わる。独立後、『もしドラ』を著し41歳で作家に。 ブロマガのタイトルは、大好きなザ・ブルーハーツの「1000のバイオリン」より。 コメントを書く コメントをするにはログインして下さい。 以下のコメントに対して返信します コメントする