閉じる
閉じる
×
現代では、デザインの優劣がビジネスの勝敗を分ける。アップルが強いのはデザインが強いからだし、大塚家具が弱いのはデザインが弱いからだ。
ではなぜ、デザインの優劣がビジネスの勝敗を分けるようになったのか?
それは、デザイン以外の分野ではなかなか勝敗を分けられなくなったからだ。具体的には、価格やアイデア、技術といったものでは他への優位性を築けなくなった。それで、相対的にデザインの優劣を分ける割合が高まったのだ。
ではなぜ、価格やアイデア、技術では優劣がつけられなくなったのか? それは、そうした情報がインターネットによって瞬く間に共有されるようになったからだ。例えば、iPhoneのアイデアやデザインは、発売されたその日に解体され、分析され、共有される。そうして、ほんの一月後には、他の企業がキャッチアップできるようになったのだ。
しかし、デザインはそうはいかない。デザインばかりは、一年経っても二年経
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。