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ライトノベルの書き方:その9「若者たちの『物語』を解体する」(1,878字)
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ライトノベルの書き方:その9「若者たちの『物語』を解体する」(1,878字)

2015-03-10 06:00
    読者に受け入れられるラノベを書くためには、読者の不安や恐れが的中するような物語を書かなければならない。だから、ライトノベルを書くことは、まず読者の不安を知ることから始める必要があるのだが、現代のライトノベルの読者の多くは、「恋愛」と「作家になれないかもしれない」という不安を抱いている。そのため、その恐れが的中するような物語を書くことを、ここでは目指していく。

    ところで、この二つの不安には共通項がある。それは、いずれも「自己イメージが肥大している」ということだ。そうして、それが傷つけられることを恐れているのである。

    「肥大した自己イメージ」とは、「自分は恋愛が上手くいくはず」と思ったり、「自分には作家としての才能がある」と思ったりしているということだ。自分が優れた人間だと思っているのである。

    そして、それが傷つけられることを恐れている。ということは、彼らの中には「自分はもしかしたら優れた人間ではな
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