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教養論その24「言語能力における『想像力』とは何か?(後編)」(1,804字)
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教養論その24「言語能力における『想像力』とは何か?(後編)」(1,804字)

2016-02-11 06:00
    「言語能力がある」ということは、それだけ「想像力が働く」ということでもある。
    何に想像力が働くかといえば、それは三つある。
    一つは、話す相手が「どういう人か」。
    二つは、話す相手が「これまで何をしてきたか」。
    三つは、話す相手が「これからどうしたいか」。
    これらに対して想像力が働けば、そこで彼らが話すこと以上のもの――すなわち言語外メッセージを受け取れるので、言語能力があるといえよう。
    そこで今日は、これら三つに対する想像力の働かせ方について見ていきたい。

    ところで、最初にお伝えしておきたいのは、上記の三つについて、実はある一つのポイントを観察することによって、同時に想像できるということである。
    そのポイントとは、相手の「話し方」である。「何を話すか」ではなく、「どう話すか」ということだ。

    相手が「どう話すか」によって、何が分かるのか?
    まず、「相手がどういう人か」。
    ここで理解しておかなければならないのは、人
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