どうも皆さん、コンニチハ。
「1stガンダムに女性ファンは少なかったと主張」した兵頭新児です。
いや、実際には「気がする」と言っただけだったんですけど、それがここまで騒ぎになるのですから、大変に恐ろしいですね。
先日、訪日したオバマさんを安倍さんが寿司でもてなした件について、ツイッターで以下のようなことをつぶやいていた方がいました。
右派が「左派がまたも『安倍が寿司に三万円も使った、ケシカラン』などとバカなことをつぶやいていたぞ」と繰り返していたが、そんなことを言った者はいないぞ(大意)。
どちらが正しいのか、ぼくには判断することはできませんし、「でも、言うヤツはどこかにはいるだろ、常識的に考えて」と思うくらいなのですが、しかしこれは確かに陥りがちな罠であるように思います。
「誰かが言ったぞ」ではあまりに曖昧ですから、仮に「山田君が言った、言わない」で揉めたと仮定しましょう。
仮に「山田君は言ってなかった」のが事実だとしても、罠に陥った者はそれを知った上であろうと「いや、山田はともかく、しかし言ったヤツはいるぞ」「でも山田はそういうことを言いそうなヤツだ」「内心では思っていたはず」「いずれにせよ山田は悪者だから叩かねば」と自己正当化してしまう。
こんなの、「チョンはみんな犯罪者」と言っているのといっしょなのですけどね。
ぼくには本件も、これと同じだと思われるのです。
まず、ぼくの最初のツイートを見てみましょう。
『ガンダム』って何となく女性ファン少なそうな気がするけどな。シャアなんか明らかに市川治の系譜を狙ってたはずだが。
とは言え、やはりその市川治でもわかるように腐女子が「男の世界に乱入してきた存在」であることには原理的に変わりようがない。
一方、「萌え」はその当時は「男が少女漫画を」といった理解をされていたはず。
しかし「萌え」業界にどれだけ女性が多いかは皆さんご存じな通り。
どれだけ頑張っても「レズソーシャル」の方が「ホモソーシャル」よりもキツい、という事実は変えられない。
(https://twitter.com/hyodoshinji/status/457732068588285953)
(https://twitter.com/hyodoshinji/status/457732350768455680)
そしてこのツイート自体、加野瀬未友という御仁(詳しくは存じ上げないのですが、オタク界ではかなり古くから編集者、ライターなどをやっていらした印象があります)の以下のようなツイートに反応してのものでした。
腐女子ヘイトするような人は、大体ガンダムは最初から男性ファンのみで女性ファンはガンダムWの頃、あとからきたとか、そういう歴史的な大誤解を信じてそうという偏見がある。あとホモキモイと言うのと同時に淫夢とか「やらないか」とかのネタを面白がってそう
(https://twitter.com/kanose/status/457589855002718208)
しかし加野瀬にとって、ぼくの発言がよほど腹に据えかねるものだったらしく、ぼくが上のようなことを「断言」でもしたかのようなまとめ、「1stガンダムに女性ファンは少なかったと主張する兵頭新児氏とそれに対する反応(http://togetter.com/li/657745)」を作り、その捏造された発言があちこちに拡散される結果となりました。
むろん、その結果、彼のまとめは
見出しで主張してると書いといて注釈で「気がすると言ってるだけです」ってすごい釣りだな。
(https://twitter.com/koshian/status/458183943628410880)
と呆れられることになったのですが。
そもそもこの話題、最初はあきまんさんが言い出したことであり、また他にもよりストレートに「女子などほとんどいなかったのだ」と断言しているブロガーさんなどもいらっしゃり(自分のことで手一杯で、ぼくもこれらは見ていないのですが)、上に挙げた加野瀬のツイートもそれに反応してのものであったわけです。
にもかかわらず、何故加野瀬はぼくのどうということもない発言を採り上げ、まるでぼくが話題の発端であるかのようなミスリードをしたのでしょうか。
あきまん氏は大物で怖いので、無名ライターを血祭りに上げようという腹でしょうかね?
しかし上の発言を見れば自明な通り、文脈がそもそも、違うのです。
ぼくはあくまで『ガンダム』がシャアという、市川治の系譜を狙ったキャラクターを登場させながらも女性ファンを獲得できなかったように思える、と主張しているのです。
ここは非常にややこしいハナシなのですが、ごく簡単にご説明しましょう。
市川治さんは有名な声優さんで、『ガンダム』に先行するロボットアニメ、『勇者ライディーン』のシャーキン、『超電磁ロボコン・バトラーV』のガルーダ、『超電磁マシーンボルテスV』のハイネル、『闘将ダイモス』のリヒテルなど美形の敵役を演じ、多くの女性ファンを獲得したのです*1。
それを真似たにもかかわらず……というぼくの発言は、この当時の女性アニメファンの多さを認め、しかしその上で『ガンダム』は著名度に反し、それらに比べ女性ファンが少ない気がする、と言っただけのものでした。
しかし加野瀬は上に挙げたぼくのつぶやきの直後、
その市川治氏が演じたハイネルに女性ファンがいっぱいいたという話はもちろんご存じですよね
(https://twitter.com/kanose/status/457762266528485376)
と実にマヌケな質問をしてきたのです。
彼は最初っからぼくの発言をちゃんと読めていなかったのです。
何というか、ここまでマヌケな発言をしてしまったら尻尾を巻いて逃げ出し、一年はネット断ちでもしてそうなものですが、加野瀬は実に邪気なく上のやり取りをもまとめにも掲載しています。
実のところ、見る限り加野瀬はまとめにおいて殊更恣意的に発言をセレクトしたりはしておらず、また「兵頭は気がすると言っただけだ」と注釈を加えてすらいます(ならタイトルを変えろよと思いますが)。しかし、なのに、それでも実に多くの人間がそうした文脈を解さないままに「兵頭はミソジニストだ、女性ファンの存在を否定する歴史修正主義者だ」などと泣き叫び始め、まとめは四日日経った現時点で四万近い閲覧がなされています*2。
もっとも、まとめはまえがきなどでミスリードを誘う仕掛けにはなっております。この程度のことで実に多くの人間が単純に騙され、彼の「妄想史観」を共有するのですから、チョロいものです。
誤解を解こうと、ぼくの方もまとめを作りました。「『ガンダム』ファンの女子は少ない気がすると言っただけで政治的論争に組み込まれちゃった件(http://togetter.com/li/657811)」がそれです。
ここでも、また両まとめのコメント欄でも、ぼくは何度も何度も手取り足取り噛んで含めるように説明を繰り返したのですが、彼らは一向にそれを認めようとはせず、いまだ「ぼくのかんがえた兵頭新児」の発した「非実在発言」に対し、おぞましいまでの憎悪を炸裂させています。
繰り返す通りぼくの発言は「『ガンダム』に女性ファンなどいない」ではなく『ボルテス』などとの比較論だったのですが、そこに言及する者は、ほとんどおりません。専ら『ガンダム』の女性ファンが少ないか否かが議題になっており、論点が違うと言うことが全く理解できないご様子。
比較的冷静にぼくと対話してくれた御仁が、この件(『ボルテス』などとの対比)について問い質したとたん、急に錯乱してこちらに罵詈雑言を浴びせ始めた時はゾッとしました。
また、彼ら彼女らの「反論」の多くは「経験上、女性ファンだっていたぞ」といったもの(はっきり言うと「ワタシの経験を無視することは悪である」との情念に支えられた主張)がほとんどであり、男女比率などに言及したものは、あまり見当たりません。
いえ、別に統計などないでしょうから、「根拠が俺」なのは仕方がありません。問題はこちらを「根拠は俺」と罵りながら、自分たちも実に邪気なく「根拠は俺」しているということ、換言すればこれは客観的事実の争いではなくポリティカルコレクトの争いに過ぎない、ということなのです。
この辺り、男女の論争で陥りがちな
男「概観すると」
女「いや、でも私は……」
という徒労に近いやり取りの繰り返しにも見えます。
そして、あれだけ「証拠ガ-!!」と繰り返した彼らは、男性ばかりが集まっている「アニメ新世紀宣言」*3の写真を見せられた時は、一様に押し黙っておりました。大変に、格好のいい態度ですね。
「歴史修正主義者も何もまずお前らが他人の発言を修正しているだろ」と言いたいところですが、彼らは何ら事実に「修正」を加えないままに各々の脳の「補正機能」で「認知を歪める」という荒技をお使いなので、そのテクニシャンぶりにはさすがに舌を巻かざるを得ません。
*1 これら作品は長浜忠夫総監督によって作られ、「長浜ロマンロボ」などと呼ばれたりもします。
*2 バカバカしくてしばらく放置していたのですが、今見に行くといまだ「妄想史観」の上で、「当時の『ガンダム』の女性ファンが多かったことが証明されたぞ!」などと(それほど精度のあるとも思えない根拠を盾に)絶叫を続けていらっしゃいました。お元気そうでいいですね。
*3 1981年に行われた、劇場版『機動戦士ガンダム』の宣伝イベント。「アニメを見るティーンエイジャー」が一定層に増えた、言わば「オタクの誕生」を象徴するイベントでした。ちなみにこのやり取りはぼくのまとめのコメント欄で発生しました。
彼らのこうした病的な「認知の歪み」はどこから来ているのでしょうか。
上に挙げた加野瀬の発言からは、
「女性を排除するホモソーシャリティ()は絶対悪なのだ」→
「だから女性の『ガンダム』ファンは大勢いたことにしなければならないのだ」
という幼稚な政治性が見て取れます。
ファースト『ガンダム』にどれだけの女性ファンがいたにせよ、彼の言及する『ガンダムW』辺りからかなりストレートに女性受けを意識し始めたこと自体は事実であり、彼の情念がどこにあるのかは明らかでしょう。
彼の追従者の論調も同様で、
あーここが話題の出所なのか なんというか2chまとめでよく見るような女性ヘイト精神の持ち主がたとえHNとはいえ存在することにちょっと感動
https://twitter.com/BlackHandMaiden/status/458100365682941953
などが、その代表的な反応と言えるでしょうか。
少なくともあの発言だけでそれに「ヘイト」を見て取ってしまう心理は、恐ろしい以外の何者でもありません。
また、まとめに集まった人々の恐らく多くは、「何とはなしに騒ぎに釣られ、ロクに文章も読まずに暴れていた」だけの人たちでしょう。しかしそういった一度や二度のコメントで終わった人々と異なり、執拗に執拗に兵頭に罵倒を繰り返し続ける面々のアイコンを見ると、多くが以前ぼくと(フェミニズム関連で)論争をしていた御仁たちであるとわかります。まさに「再生怪人大集合」といった様相を呈しているのです。
つまり、これは最初から加野瀬にある政治的意図を持って仕組まれた事件だったわけですね。
加野瀬はぼくの発言を拡散させつつ、あちこちに「この兵頭は『ぼくたちの女災社会』という本の著者だ」と触れ回っておりました。まとめを見ても、ぼくがその著書を出したことについての罵詈雑言が並んでおります(いつも通り、内容に言及している人物は、見当たりません)。
そもそもぼくはこの件に至るまで加野瀬と関わったことなど、一度もないはずなのですが、そんな彼がここまでぼくに異常な憎悪を募らせ、攻撃性を発揮するのは、まさにぼくが『女災』の作者であること、が理由であるようなのです。
いや、しかし、そもそも、まず真っ先に言わねばならないことは、そこまでぼくが憎いのであれば、発言をねじ曲げるなどと言った姑息な手を使わず、ぼくの最初の発言の中の「ホモソーシャル云々」といったフェミニズム批判をこそ採り挙げ、それに反論してくればいいのに、ということです。しかし彼らはそれをなさるご様子がありません。論戦に勝つ自信がないのかも知れませんね(まあぼくもここまで現実を自由自在にねじ曲げる御仁と論戦で「勝利」する自信は全くありませんが……)。
ここしばらく、まとめの方はすっかり主張が「誤解を招かせた兵頭が悪い、謝罪しろ」へとトーンダウン。これ、勝手に騒いだマスコミが振り上げた拳を降ろす時の常套句ですよねw
こっちは最初から加野瀬がミスリードを誘うような書き方をしているのだ、と繰り返しているのですが、それはいまだご理解いただけません(加野瀬の巧みな(?)ところはまとめなどには出現せず、フォロワーに暴れさせている点です)。
こうなると彼らは純粋にワイドショーや謝罪記者会見のお好きな、「そういうマニア」なのかなあという気もしないではありませんね。
中には兵頭が自著を「ご本」と読んでいることを、人でも殺したみたいに罵っている方もいました。もう「兵頭を否定したい」という衝動だけは大きく大きく膨れあがり、しかしそのタネは見つからない、という状況ですね。
さて今回、加野瀬に追従していた「アレ」な人々の中には女性らしき人もいましたが、殊更女性が多い感じも、しませんでした。
――女性は大勢いたんだーーー!!
あぁ、はいはい。
しかし、当然ながらこれも印象論にならざるを得ないモノの、やはりぼくには男性が多いように感じられた。そんなためか、彼らについては、
手柄に焦ってるチンポ騎士団*3ってほんと怖いですね
といった感想も聞かれました。
つまり、大ざっぱに言えば本件は、「フェミ対兵頭」のバトルと言うよりは、「フェミに親和的な男性たちVS兵頭」のバトルと表現する方が近い。
恐らく彼らにとっては「自分の愛するオタク文化に女性が理解を示していること」が誇らしくてならないのでしょう。
いえ、その気持ちは大変よくわかります。
しかし、自らのそんなちっぽけなプライドを誇示するため、第三者の発言をねじ曲げ、執拗に執拗に狂ったことを言い立てることが正しいとは思えません。
彼らは実に楽しげに、「兵頭の周りには女性ファンがいなかったのだ」などと幼稚な物言いを繰り返しておりましたが、それは彼らのそうしたコンプレックスを実にわかりやすく現しています。
『初期のオタクに女性はいない』って言う人ってよほど狭い世界でしか人間関係が無いとしか思えない。俺の感覚では『40代を越えるとオタクは女性の方が明らかに多い』くらいに見えるんだが…
(https://twitter.com/syuu_chan/status/458059813243469824)
などがそれで(ただし、上の御仁は直接ぼくを攻撃しているわけではありません)、
自称オタクが「友達いないんですかぁ~」みたいな煽りをする時代になったんだねえ
(https://twitter.com/kimoist/status/458949041364021248)
と呆れられておりました。
まさかとは思いますがこの人ら、シバキ隊とかに対しては「童貞サベツ許すまじ」とか言ったりしてないでしょうなあ。
実はぼくはとある女流漫画家さん(有名な方です)の「シャアとアムロって怪しいよね」といった萌え話におつきあいしたこともあり、そうした経験を踏まえてもそこまで多くないよな、と感じたと言っているのですが。
裏腹に彼らが論戦中、ぼくに味方してきた女性(彼女はオタではありませんでした)に対して「オタでもないクセに引っ込んでろ!」などと罵倒を投げつける一幕もありました。
まさかとは思いますがこの人ら、兵頭に対しては「ミソジニスト」とか言ったりしてないでしょうなあ。
いずれにせよ、彼らがオタクの代表者ヅラをすればするほど、オタクは評判を落とすことでしょうね。
女性と言えばもう一件。本件についてツイッター上で言及していた腐女子ライターさんがいたので、ついリプを飛ばしたのですが、実情をご説明すると一発でご理解いただき、またこちらが恐縮するような丁寧な謝罪の返事をいただきました。
彼らの振る舞いは、常識的な女性であれば許されないことだと、すぐに理解できることなのです。
何だか彼らを見ていると、「目を血走らせたチンポ騎士団にストーキングされてるガンダム女子とかいそうで、(´・ω・) カワイソス」といった感想も、抱かなくはありません。彼らは恐らく「我こそはフェミニズムを理解する正しい男性」という自意識をお持ちでしょうが、彼らに「味方」される女性たちには同情を禁じ得ませんね。
まとめに入りましょう。
彼らの「目的」は「ミソジニスト男性」を批判することで「チンポ騎士団」としての任務を全うすることでした。
事実、ぼくは本件で何十回となく「ミソジニスト」呼ばわりを受けましたが、少なくとも今回のぼくの発言と彼らの「解釈」とは何万光年もの隔たりがあり、それはもっぱら加野瀬たちが一生懸命(いや、天然だと思いますが)イメージ操作を行うことで捏造した「非実在兵頭新児」を世間に流布したことによる「成果」でした。
結局、彼らは自らの「正義」を遂行するために「非実在」の悪者を必要とした。
しかしあきまん氏に手を出すことは恐ろしく、無名なライターをスケープゴート――否、ウィッピングボーイ*4として選んだ。
こうした現象を、学術的に何と呼ぶか、ご存じでしょうか?
そう、「女災」ですね。
これは性犯罪冤罪と構造が全く同じです。
彼ら「チンポ騎士団」は、正義の味方たらんとして無実の人間に濡れ衣を着せ、一斉に殴りかかる暴徒たちでした。
何故彼らはそうも狂ったことをするのか。
結局、正義というのは「明確な悪」――つまりここならばフェミニストが糾弾するような、わかりやすい女性差別的男性ですね――の像を結べなくなるにつれ、本質がぼやけていくものなのです。
そして残念なことですが、彼らの正義はホームレス狩りと変わらないところまでに堕していることが明らかになりました。「とあるアニメ作品に女性ファンがいないのではないかと印象を語ること」までがタブーとなり、それを犯した者はしつこくしつこく嫌がらせを受けなければならないというレベルにまで落ちてしまっていたのです。
まさかとは思いますがこの人ら、普段は「表現の自由」とか言ったりしてないでしょうなあ。
今ちょっと見ると、彼らの一人が「兵頭はプロのライターではないのではないか」と言っておりました。
これは驚きました、ちょっと調べればすぐに(『ガンダム』問題とは大幅に異なり)客観的な事実が明らかになるにもかかわらず、彼らは平然とこうしたことをつぶやくのです。
彼らが既に「脳内勝利」を迎えたことを、これは示しています。
これって、現世で行き場をなくした人々がオカルトにハマり、「宇宙人に認められたワタシ」を夢想するのと全く、同じことですよね。
そして彼らや彼らのお友だちたちはこれからいよいよ、幻想の世界へと旅立つことになるのではないか……。
その理由は何か?
いえ、それについては、本ブログをお読みの方は、既に重々おわかりのことではないでしょうか。
*3 ツイッター用語であり、「女性に下心があるため、女性の味方を演じる連中」を指す言葉のようです。発案者は島本秋氏か?
*4 王子の学友になり、身代わりに鞭打たれる係の少年。王子様をぶつのは恐れ多いので、「ぶってもいい少年」が用意されるのです。腐女子、チェック急げ!
コメント
コメントを書く酢飯>
今まで絡んだ記憶もないヤツが実にしつこく「ジショウモノカキ、ジショウモノカキ」と絡んできているんだよね(カタカナが格好がよろしいですねw)。
「揶揄している」はずの余裕が、そこには感じられないわけです。
その執拗さ、そう書くことが相手への攻撃になっていると信じる盲信性、いずれもお薬が必要なレベル。
本件そのものと同様、わめけばわめくほど先方のコンプレックスが明らかになるという仕掛けですねw
トッポさん>
確かにこの加野瀬の文章は意味が取りにくいですね。
しかしいずれにせよ加野瀬の主張は「(俺以外の)オタどもはミソジニストなので女性を見下している」というものですし。
自身の発言を「偏見」と称して予防線を張っているのか、単に誤字かのいずれかでしょう。
彼らの主張は「女性がいたぞ、いたぞ」と繰り返すばかりであまり男女比率には触れられません(ただし同人誌は女性が大変に多かったとの指摘はあり、それ自体は正しいと思います)。
(詳しくはジョン竹中さん宛のレスで書きますが)恐らく比率的には男性が多かったという感覚を、彼らもまた持っているのではないでしょうか。
麒麟さん>
富野監督は非常に従来の男女観を重視している人だと思います。
が、にもかかわらずアニメ史的には「女性の社会進出」を推し進める立場にあったこと(「紅一点」を突き崩したのは富野アニメではないでしょうか)がねじれを生じさせてもいるように思います。
ただ、おっしゃるアイデアは面白いけどそれはそれで腐女子が飛びつきそうじゃないですかw
ジョン竹中さん>
その発言はさすがに無茶ですね。原田実氏も似たことを言って、いさめられていました。
また、会川昇さんは「かつてから女性ファンは多かった、特撮大会なんて女性が一割もいたぞ」とおっしゃっていて、悪いけれども笑ってしまいました。
つまり「一割で多い方」というほどに「女性は少ない」という前提が、むしろ彼らには共有されているわけです(ただし、当時の特撮はアニメに比べ格段に女性の少ない業界ではありました)。
彼らはみな当時を知っている人々であり、むしろこうした発言者こそが「昭和的マチズモ」に囚われているように思います。
ナツミ>
何なんだも何も、上の発言を見ればわかるでしょ、「リケジョ」を持ち上げた人たちはむしろ、加野瀬のような「昭和型のマチズモ」の持ち主だった、とそういうわけです。
jamesさん>
そしてまたその感情を無限に尊重することこそが「昭和型マチズモ」ですね、
著書をお読みくださったようで、ありがとうございます。
ぱにょんさん>
まとめを見ても「チンポ騎士団」たちはひたすら「謝罪しろ、謝罪しろ」と合唱を続けています。痴漢冤罪などもそうですが彼らの求めて止まぬものは「相手の謝罪、或いは断罪によって得られる自らの情緒的充足」なのですね。
キタローさん>
いろいろおっしゃってますがそもそもあなたの嗜好自体があまり一般的でないように思うw
ネコASさん>
当時、少女漫画マニア男性をひたすらこき下ろす漫画を書いていた少女漫画家がいたことを思い出しました。
そういうのをレズソーシャルと言いますw
ブルマンさん>
あなたも、加野瀬も、チンポ騎士団も、ここの荒らしもそうですが、さいしょから論点を理解できていらっしゃいません。
さぬきうどんさん>
みゃー太さん>
だったら、彼らはそこに正々堂々と反論をしてくればいいのだと、ぼくは最初から言っています。
本稿でもしつこく書きました。
そこを彼らは相手の発言をねじ曲げ、拡散させた。
それは大変に卑劣で、格好の悪い行いなんですよ。
罪炉さん>
ここでぼくの書いた「チンポ騎士団」はおっしゃる「バカマッチョ」とそのまま置換可能ですね。また期せずして今回、「昭和型マチズモ」という言葉を多用しましたが、「バカマッチョ」の内心にはそうした価値観があるように思います。
「長い長い」言う人は多分、ブロマガの性質を理解してないんじゃないですかね。ニコ動の画面上のバーにリンクされてるので、そっから来た人が多いと思います。
コミュ障さん>
バービー、『プリキュア』、いずれも女の子向けであり、男性ファンは「異分子」と呼ばれ、またそれを(恐らく多くは)受け容れていますよね。
本件の「チンポ騎士団」たちは「俺たちの価値ある世界に女たちも招き入れてやろう」と考える「昭和型マッチョ」とも言えるし、また昨今の女性文化が落ち目だからこそこうした発想になっているとも言える(「少女漫画マニア」の例を上に挙げましたが、プレオタク文化の時代はサブカル連中が少女漫画をひたすら称揚していればよかった、ラクな時代でした)。
最後に。
新井ラスカルさん、くいのさん、 もりもとさん、麿zipさん、NeCoSnさん、maguroさん、dj18さん、真堂さん、ブラスターブレードさん、guoさん、毛深い人さん、udonさん、ikaさん、がにゃさん、じこたんさん、ありがとうございました!
まとめる形になり、もうしわけありません!
いえ私の考える∀の先にあるガンダムは単に女性たちの同性愛的視点から覗かれるような単なる男の集団ではありません
その集団はより従来の男よりも高次元の精神性を持つ、言うなれば賢者の集まりです
それに脅威を覚えた女性たちと進化し損ねた男たちの連合がそれを潰しにかかりますがもはや進化の潮流はつまらない暴力ではとめられません
00で出たイノベイダーという存在はまさに私の夢想する存在そのものです
ただ00では女性のイノベイダーも出現していたのが残念です
人類があのような進化を遂げるとしたら女性のような旧態的である形式を保つことは絶対にありえません
http://bono1978.hatenablog.jp/entry/2014/04/23/221224
例えばこれなんかガンダムファンに女性が多かった傍証になると思いますがいかが?
便乗した人達は実際には解決なんて望んでないのかもしれない、ただ単に騒ぎたいだけ、叩きたいだけ。
だから相手がどんな主張したって耳を傾けないし思い込んだ自分の論理しか通そうとしない。
ネットにしろなんにせよ数の多い方が有利になっちゃうのは仕方ないけど、周りを巻き込むやり方は好きじゃないなあ・・・。
あと気に入らない意見があったら無視すればいいって、思考停止してない?
というよりも本人が無視できてるならここに書き込んでないよね。
って全くこの記事に関係ないけど、ごめんよ
麒麟さん>
なるほど。
faintさん>
おぉ、結構ちゃんとしたデータがあるものですね。
むろんそれだけを根拠に「絶対」とは言えないものの、有力な証拠だと思います。
ただ、わかっていただけているかとは思いますが、ぼくが言っているのはあくまで『ボルテス』などとの比較論であり、加野瀬たちがそれを捻じ曲げたことが、本件の本質です。
Sieghartさん>
本当に、彼らの主張は「自分たちが正しい」という大前提の上に乗っかったものですからね。
証拠を捏造してその上で謝罪を要求する。
非常に羨ましいお仕事です。