牌譜
残りツモ番1回で安全牌が尽きました。何を基準に選択しますか?
・ワンチャンス
この場合は8pと5mがワンチャンスです。でもこれは推奨できません。
こんなド終盤に現物(7pと5m)のワンチャンス、他の無筋と危険度は変わりません。
・筋
2m・・・ ドラかぁ・・・
・端牌
例えばあのリーチが3pのトイツ落としではなく中のトイツだとしたら?
その場合手役がタンヤオである可能性が高まるので端牌を通すこともあると思います。
安全牌に困ったら端牌! って耳にしたことはないですか?
ではなぜ「困ったら端牌」なのでしょうか? その理由を考えてみてください。
「困ったら端牌」というのは、2~8の牌比べて放銃パターンが少ないからです。
の場合
の場合
の場合
シャンポンや単騎待ちは変わらないにせよ
内に寄れば寄るほどカンチャン待ち、ペンチャン待ちと放銃パターンが増えるのです。
今回はそれを利用して6pにしてみ
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- 2024/11/29田幸選手の話
いつも楽しく勉強させていただいてます。
最後の牌図の7mは放銃率すればかなりの確率でシャンポン待ち、打点は満貫〜で裏1でハネマンも十分考えられそうです。
対して7sでの放銃は打点不明なうえに、鳳凰卓なら点棒状況的に愚形の7s待ち、特に7s単騎の可能性は低そうにも思えます。
迷わず7mを選べるほどの明確な優劣があるのでしょうか…
また、多分無いと思いますが形テンとれるのも判断要素の1つなのでしょうか?
いつもありがとうございます
確かに7s単騎はなさそうですね。しかし鳳凰卓なら愚形待ちが低いという認識は間違ってます。むしろ先制リーチの優位性を理解しているため特上卓よりも先制愚形のリーチが多いのではないかと思ってます。
7s放銃と7m放銃では7mの方がドラの分失点リスクは高いですが、ハイテイということであれば倍以上高いことにはならないでしょう。あとは文中に書いたとおりシャンポンしか当たらない7mとペンチャン、カンチャン、シャンポンに当たる7sとの差をどう見るか?ということです。
ハイテイですのでテンパイに取れば100%加点、ノーテンですと100%失点です。仮に放銃確率が10%で12000点だとしてもテンパイ取りの選択は局収支的に互角です。7sが放銃確率0%だとしたら優劣は微妙ですが、7sで放銃する可能性も7m以上にあるため形式テンパイ取りの方が有利な選択ではないでしょうか?
丁寧な説明ありがとうございます。
感覚だけで打7sのほうが安全で有利な選択だと勘違いしていました。
純粋な局収支だけなら7sが完全安牌の場合でさえ互角、という前提の感覚も無かったので、普段からケーテンの価値を正確に捉えられていなかったことにも気づきました。
非常に納得できました!
先日は楽しい放送をありがとうございました。
他にもご指導いただいた個所を復習をしたいのですが、
もし宜しければ、牌譜をいただけたりできますでしょうか?
よろしくお願いします。
いつもありがとうございます
記事中に貼り付けてみました~
ありがとうございます、復習に努めたいと思います。