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第7章 待遇と出会いと
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第7章 待遇と出会いと

2019-08-24 12:00

    エピローグ
    ・第1章 お1人様でも安心
    ・第2章 鶏が先か、卵が先か
    ・第3章 アルバイト
    ・第4章 デビュー
    ・第5章 時間泥棒
    ・第6章 都会のオアシス


    雀荘でアルバイトを始めた時の時給は1000円
    1半荘400円のゲーム代は、完全に自腹という待遇だった。

    勤務時間は1日12時間。仮にその日10半荘
    打ったとしたら、ゲーム代を除く日給は実質8000円。

    これを時給換算すると―― というようなことは
    一切考えたこともなかった。正直給料なんかどうでも良かったのだ。

    そもそもお金のためならサラリーマンは辞めないし
    同じアルバイトでも、松屋の深夜アルバイトのほうがずっと時給は高い。

    待遇とは何か 給与や労働時間だけが待遇ではない。
    労働環境や同僚、上司、全ての条件をひっくるめて待遇というのだ。

    大好きな麻雀を打って給料がもらえる

    こんな神待遇の職場は他に知らない。始めた頃は
    社員の人にお願いしてシフトを譲ってっもらったりもしてい
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