• このエントリーをはてなブックマークに追加
「個人商店ならではの丁寧なやりとりが心地良い時代なのかもしれない。」
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

「個人商店ならではの丁寧なやりとりが心地良い時代なのかもしれない。」

2016-05-23 07:00
  • 6

ea8b3955d7eca0266e57fae721dde51bc5056a04 
 週に一度、生放送で喋るのが生活のリズムになりつつある。毎週水曜日夜22時から1時間「渋谷のラジオ」というコミュニティFMでパーソナリティーを始めてから気がつけば2ヶ月が経った。当初はどういう人たちに向けてどんな言葉を投げればいいのか、とか、ましてや大都会渋谷で、しかも僕なんかが(という思いは今もないワケではないけれど)などの不安もあった。でも、すぐに馴染めたのは、20年以上携わって来た大手メディアの全国ネット番組とは真逆のスモールメディアだったからかもしれない。それは全国チェーンのスーパーやコンビニと、地元商店街の個人商店くらい違う。半径500mの人たちに向けて電波を飛ばしている町内会放送みたいな小さな小さなラジオ局なのだ。エンターテインメントの世界で言えば、路上での弾き語りとか、インディーズのアーティスト活動に近い。その小ささが心地良いのはそれが時代の空気に合っているからだろう。

 
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
ニコニコポイントで購入

続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

入会して購読

この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント コメントを書く

おはようございます。

視聴率とは違う大量消費システムとは違うコミュニティラジオ。まさにそうですね。
渋谷のラジオは、ラジオ好きにはたまらないマニアックな地元のお話満載。仕事の移動中など
音楽を聴くのをやめてついついラジオに耳を傾けてしまいます。

普段の生活も、地元のコミュニティーFMを流し聞きしながら、釣りかや波風情報、お店のイベントなどチェックして足を運んでいます。渋谷のラジオができたことで、都会チックな仕事場が違う町に見えてきて、ちょっとわくわく。あんまり、好きでなかった町が身近になっています。

地元生まれの地元育ちなのにあんまりしらないことってありますよね。コミュニティーラジオがそれを繋げる役割になり、そこに、足を運び活性化に繋げるってすばらしいですね!


No.1 102ヶ月前

昭和の前半生まれのものとしては商店街の空気が好きで、色々な町で地元ならではの商店やビジネスに活気があったころのことをとても懐かしく思い出します。どこの地方都市に行っても同じ全国展開の大型チェーン店ばかりが目立つようになって、いつからか旅をすることに全く興味がなくなってしまいました。特定の地域に根差す小さな商いが復活しつつあるということは本当にうれしいことです。自分がまだ元気なうちにどんどんそんな町が増えていって(笑)、そこに行かなければ味わえない空気や食を求めてもう一度旅の楽しさを取り戻したいなと思いました。

No.2 102ヶ月前
userPhoto 小原信治(著者)

>>1
そう、そこに生きる人たちの顔が見えて来るだけで町の風景って違って見えて来るんですよね。

No.3 102ヶ月前

商店街がシャッター通りとなり消え行く昨今ですが、なんだか寂しいですよね。お肉はお肉屋さん、お野菜は八百屋さんで、お店の人とあるいはそこのお客様同士が、お料理の新たなレパートリーが増えたり、地域の情報が聴けたり、地域のコミュニケーションが取れる、人間関係が築かれていく場所でもあるのですが。

No.4 102ヶ月前
userPhoto 小原信治(著者)

>>2
僕は生まれ育った町があまり好きではありませんでした。どこまでも同じ建物が続くマンモス団地とどこにでもある大型チェーン店ばかりの匿名性の町だったからだったんです。唯一違うのが町の上空を爆音を上げて飛んでいく米軍機だったというのがなんだかとても皮肉なんですが。

No.5 102ヶ月前
userPhoto 小原信治(著者)

>>4
商店街残していく方法は地元の人が地元に金の落ちないチェーン店ではなく、地元に金の落ちる個人商店で買い物をすることに尽きると思います。日本の農業が衰退したのもそうですが、原因は「1円でも安いものを」求める消費者にあるんですよね。

No.6 102ヶ月前
コメントを書く
コメントをするにはログインして下さい。