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群馬の見城さんから今年も春の便りが届いた。山菜の女王と呼ばれている春の味覚「こしあぶら」だ。山菜というと野山に自生する草花のイメージがあるけれど、林業が衰退し、人々が里山の手入れをしなくなったことで天然の山菜は希少なものとなりつつある。市場流通している山菜のほとんどが今や農家の手で栽培されているものだ。昔は雑草と言われていた春の七草が農家の手で栽培されているのと同じように。
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こしあぶら、初めて聴きました。天ぷらにするんですね。
山菜、確かに減少していますね。子供の頃、田舎の野山で自由に採れたのですが、今は採ると農家の方に怒られるようになるほど貴重なものになったようです。
お料理屋さんで天ぷらとしてしか登場しなくなった山菜。そのうち口にすることもなくなりそうです。
貴重なあぶらな、野山の貴重な春をたくさん楽しんでください。
小原信治(著者)
>>1
グローバリズムの反動から来たナショナリズムの台頭という世界的な流れもあり、この国でも多くの人がクールジャパンとか東京五輪とか憲法改正とかナショナリズム的考えで動いているような気がするのですが(僕は違いますけど)、国益を第一にといいながらそういう人に限って食べているものが輸入小麦製のパンやうどんという矛盾がなんだかなあと。里山を保全して山菜を再生させたり、国内産の米や野菜を積極的に食べたり、栽培したりすることこそよっぽど国土の為になっていると思うのですがねえ。