週末、娘の通う保育園で初めての保護者会があった。いつもの教室のいつもの席の後ろに両親が顔を揃えていることがくすぐったいのだろう。軽快なピアノの伴奏に合わせての出席確認でフルネームで名前を呼ばれた娘は恥ずかしそうに、でも元気よく、そして誇らしげに手を挙げて「はい」と返事をした。それだけで涙が込み上げている自分がいた。最近、フルネームで名前を言うようになった娘が、改めて自分の子供であることを認めてくれたような気がして嬉しかったのかもしれない。
草の根広告社
「それはただしいのかな?」
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