「大人になるとあっという間に1年が過ぎるのはトキメキがなくなったからです」とある学者の方がテレビ番組でおっしゃっていた。子供は見るもの聞くものすべてが新しくそこには常に発見や感動、沸き上がる疑問があるが、大人は日々の生活の何もかもがすでに経験済みなので、たとえば日々の食事なども光陰矢の如しで、すぐに何を食べたか忘れてしまうのだという。あくまで諸説ある中のひとつに過ぎないとは思うが、果たして本当にそうなのだろうか、と僕は首を傾げてしまった。