さわやか過ぎる秋晴れだった。
ベランダに出ると、青空がいつの間にか高くなっていた。ふいにどこか気持ちの良い場所で秋の空気を吸いたくなり、仕事を中断して走り始めた。
海は台風の影響で荒れ始めていた。強い陽射しの下でサーファーが波と戯れていた。ここも悪くないけれど、この眩しさは今の気持ちとは少し違うような気がした。
そう、時に風景はうまく言葉にできない気持ちを鏡のように映し出してくれる。僕は自分がこの秋風の中に、今の心に近い風景を探しに出てきたのだと気づいた。そして、記憶の中にあった「ある風景」を思い出すと、海に背を向け、山へ向かって走り始めた。
コメント
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(^_^)
最後の、
本当によかった。
に、小原さんのやさしさが、想いが、
ぎゅっと詰まっている気がします。
あのことについての、言葉と想像して、
私も、本当によかった、と心から思います。
何回もそう思って泣いて、
こんなに嬉しいことが、また嬉しいなぁ、と。
あ、関係ない話でごめんなさい(^_^;)
猫じゃらし、が猫ではなく犬だったとは。
そして、今食べてもおいしいのかしら?
たぶん、今の味覚では美味しくはないのでしょうね。
『万古千秋』素敵な言葉ですね〜♡この文章を読むだけで、私もほっこり、穏やかな気持ちになりました(*˘︶˘*).。.:*♡
本当によかったです。心からそう思える秋晴れの気持ちいい9月30日。
小原さんのあたたかい文章と返信マークにほっこりしています。本当によかった。この2日間ともぐっすり眠れている自分に少々驚きながら、心の底では、やっぱりちょっと淋しいなあ、という気持ちがあったことは確かです。でも、本当によかった。ここに集っているみなさんと、小原さんの誠実で優しい文章を通して少しでも気持ちが共有できること、とてもうれしく思っています。これからもよろしくです。
みなさんかいてますが、『本当によかった』の一言に小原さんらしさがでてますね。
祝福しつつも、何となく心に穴があいてる私にはここ2日間の夕日がいつもより美しくかんじました。
小原さんの文章をゆっくり、読み返して見ました。みなさんわかってらっしゃいますね。この涼やかな美しい 季節だけが、もの哀しさを醸し出してるんじゃ無いってこと、やり場のない気持ちの整理…、祝福したいのに…なぜか、世間のざわめきから、耳も目も、塞ぎたい気持ち、そんなちっちゃな自分でいいはず無いってこと…美しい文章に染み入ります。
私もほんとうによかった!
と思えるから、そんなに心揺れてないのかな?それともshock過ぎてたから?
でも何となくこの日が来るのを予感してました。
>>8
「万古千秋」。永遠に、とか、過去から未来までずっと、みたいな意味なんですよね。好きな言葉です。「秋が千回」と春夏秋冬の中でも千回来る季節に、あえて「秋」を選んだところが。
小原さんの そうそう乙女チックな所が好きですね♪ホントに自分の人生も秋にというか限りなく冬に近いかも…になってくると、しみじみ秋って染み入りますね。素敵な言葉を覚えておきます。
「本当に良かった」
まさにその言葉通りです。
私も来年、再来年と毎年 秋晴れの金木犀が香る頃になったら、ちょっと寂しい様な…でもジワっと湧き上がってくるあったかい幸せな気持ちを想い出すはずです。