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「街灯の下、モラトリアム」
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「街灯の下、モラトリアム」

2015-12-16 07:00
  • 4

 夕暮れ時の一日が終わってゆく雰囲気が好きだ。午後4時過ぎには日が傾き始める師走には灰色の空と肌寒い空気が今日はもう仕事を切り上げてもいいよと言ってくれているような気にさえなる。海沿いの路地裏を歩けば、古い電柱の街灯がぽつんと頼りなげに明滅している。誰もいない浜に打ち寄せる波が夜の闇を連れて来る。今日も思った以上にたいしたことはできなかったな。何かが劇的に変わるなんてことはないんだよなという、胸に去来する悄然が案外嫌いじゃない。

 
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読んでいて、私の今も将来が見えないなと、さ迷い歩いていると思いました。社会人になって15年も経つのに…
確かに学生の頃には想像し得なかった未来に立ってはいるのですが。
これでいいのかな、私
と思ってしまいました。

No.1 108ヶ月前

街灯のたよりなげな佇まいとメランコリーが漂う小原さんの文章にはそぐわないのですが、テリー伊藤さんの「とりあえず金髪にしてきて」というくだりで思わず声をあげて笑ってしまいました。へえ~、放送作家って金髪なんだって思って・・・。

私はすでに人生の黄昏時にいるので、これでいいのかなって思うような時期は過ぎたのかもしれませんが、まだまだ日々新しい経験をして人生を学んでいるような気がします。定年までの一仕事を終えて、余暇に自宅で子供に英語を教える日々です。子供たちから学ぶことは限りなくあり、教えるということについても試行錯誤の連続です。若いころには想像もしていなかった日々です。人生ってなかなか面白いです。

No.3 108ヶ月前
userPhoto 小原信治(著者)

>>1
ずっとそう思い続けることが大事なんじゃないかと思います。それはそれで大変ですが・・・。

No.5 108ヶ月前
userPhoto 小原信治(著者)

>>3
人生ってなかなか面白い。簡単に言えそうで言えない重い言葉です。勉強になります。

No.6 108ヶ月前
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