冬の浜には緩い南風が吹いていた。足下の砂が運ばれてアーティスティックな模様を描く。暖冬だというけれど、やはり12月だ。海の冷たさが砂を伝って靴底まで届いてくる。冬の澄んだ空気が江ノ島からぐるりと弧を描いて広がる伊豆半島の全貌をくっきりと映し出している。間に聳える冠雪した富士山も含めて、この海辺で望む冬景色だ。
草の根広告社
「あの日のこの海を僕は知らない」
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コメント
コメントを書く私の友人も、子供が生まれたばかりだったので、さいたまから故郷の九州に戻りました。
そのために旦那さんは転職し、あれこれあった末、今は大分で夫婦で農業をしています。
この間会いに行きましたが、家族4人で楽しそうにしているのを見て、
これでよかったのかな?と、思いました。
でも、あの事故さえなければ、きっとさいたまでのんびり日々が続いていたのだろうなぁ、とも思いますが。
幸い?(笑)まだ結婚していないし、子供もいなきので、関東に暮らし続けていますが、私も子供がいたら、移住を考えるだろうな、とは思います。
基準値は超えてない、
と言われても、目に見えないし、その数値さえ正確か疑わしいですよね。
でも、どこかに処理をしなければ、進まない現実もあるんですよね。
風評被害という言葉も、むずかしいなぁ、と耳にするたびに感じています。
3月11日の出来事は生きていくとは?ということを沢山考えさせられました。主人の転勤先だったので福島にいた私。震災があった翌月4月に主人は転勤の為埼玉へ。私は子ども達の卒業を待ってから2年後に埼玉へ。その間に去っていく方。よその土地出身でも福島の土地が好きでずっと住み続けている方。たぶん私も主人の転勤がなければそのままでした。あくまでも、自分がどうしたいか、が大事だと思いました。辛い思いをして住んでいたら気持ちが持ちません。いろんな考えがあり、あって当たり前。それを否定することなんて誰にも出来ません。その人の選択が幸せであるならそれが一番なのです。福島の友人もみんな楽しく過ごしています。私もまた行くのが楽しみです。悩んで泣いた日々もあったけれど私は自分が住んでいた故郷をずっと好きです。
東日本大震災のあの日、メディアで見た光景は目を疑うような悲惨な状況でした。特に津波は本当に自然の脅威を目の当たりにしたような光景でした。
未だに続く風評被害。人は便利さを求めその結果生み出した原子力発電。それが自然の脅威に対し安全神話が一瞬にして崩れてしまった。私は大学で原子炉工学を専攻していたのですが、構造上、日本の原子炉は安全だと学んできたように思います。
風評被害。未だに続いていますね。
いつまでいったい風評被害は続くのでしょうか。また元の街に戻るのでしょうか。
あの日学んだこと。自然の脅威を甘く見ては行けない。常に頭にはありますが、私も海が好きだから、海に行くと忘れてしまいますが。
風評被害は本当に心が痛みます。さまざまなメディアがさまざまなことを書く。私たち一般人は事実を知らないし、知るすべもない。そんななかで、なんとか信頼できる情報に接したいという思いが一層強くなります。私の場合はこの本が一つの指標となりました。ご興味のあるかたにはおすすめです。http://www.1101.com/shiroutosurukoto/index.html
>>2
不安を煽るつもりはないですが、日本中の誰もが311の前とは違う今を生きているのだと思います。それを自覚しているからこそその変化に前向きに対応しようとしているのに、それでもなお以前のような利権にしがみつき変化に対応しようとしない人たちに腹が立つのだと思います。
>>1
お聴き下さりありがとうございます!
>>3
僕は震災の後に福島の農家さんたちとのいくつかの出会いがありました。無農薬にんにく、山菜、果物・・・。そのおいしさには震災がなければ出逢うことがなかったかもしれません。
>>4
自分の目で見て、耳で聞いて、ひとり一人が自分の責任で判断するしかないんだと思います。そしてどう判断するかは各、自由でであるべきです。ただその判断を誰かに押しつけたり、巻き込もうとしたり、わざわざ喧伝したりするのはいけないと思うのです。
>>5
食べるものに関していえば、本当はひとり一人が他人任せにせず、作っている人のところにいき、現場を見て、話を聞いてから買うようになれば風評被害はないし、作る側もズルができないと思うのですが、実際にはそうは行かないですよね。僕もメディアで働いているひとりとして「伝える努力」をもっとしていかなければと思いました。
>>9
全くその通りだと思います。小原さん、ありがとうございます。