湧き水を汲みに行った。家から10分ほど歩いた里山の麓にある「関根御滝不動尊の霊水」だ。二十四節気のひとつ、大寒だった。大寒の水は水質がもっとも良く長期保存に向いている「寒の水」として昔から大切にされて来た。厳しい寒さのおかげで雑菌の繁殖が抑えられるからだそうだ。その為、酒や醤油、味噌などの仕込み水にも使われている。いわゆる「寒仕込み」と呼ばれているものだ。
湧き出る寒の水を手で掬って飲んでみる。
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
昔、うちの地区では地下からくみ上げる水のタンクを管理して、その地区の世帯はみんな井戸水を生活水で使っていました。夏は冷たく冬は暖かい水は、とっても美味しくて、お風呂もピリピリしない。井戸の水の素晴らしさはそのときは、わからなかったけれど、新しい家が建ち始め井戸水を使う家庭が少なくなり、とうとう地区全体が水道水に変えられてしまったとき、なんともいえないかたい水の感じ、不快感は今でも覚えています。水源が豊かな日本は、自然崇拝と相まって、いにしえの頃から、水による潤いが精神に及ぶ発想があったり、祭器や銅鐸に流水文があったり、竜宮城など水にまつわる昔話も多くありますよね。
水の国、日本。何で井戸水使えないんでしょうね。
祖父が昔住んでいたところでは、日本の銘水100選に選ばれているような天然の水で生活をしていました。関西でも地下水を利用したお酒造りがされています。我が家にも井戸があり、今もこんこんと湧き出していますが、この地下水は飲めないため、植木の水まきや空調掃除のときに利用しています。地下水は夏は冷たく冬は割りと温かいので。
私もよく水を買うのですが、日本のものじゃないのも多く買っています。冬は極力自宅から番茶をポットに入れて持って行くようにしていますが、夏場は特に水を買います。うちの井戸水が飲料に適していれば、買う必要がないのですが。
>>1
電気、ガス、水道は契約しなければいけないもの、と現代人は思い込まされ過ぎているのかもしれませんね。最近はその3つとも契約せず、自家発電、薪燃料、井戸水で生活されている人も増えているようです。
>>2
地下水、以前は飲めていたんでしょうか。だとしたらなんで飲めなくなってしまったんでしょう。そして再び飲めるようにするには何をすべきなのか。そういうところに向かうべき未来があるような気がしてなりません。