おはようございます。
前回の放送「最近のマクガイヤー 2020年2月号」は如何だったでしょうか?
コロナウイルス、『スター・ウォーズ』、映画秘宝、『男はつらいよ』、『戦争は女の顔をしていない』と話題は多岐にわたりました。『さよならテレビ』の話題では、人名を全く覚えられないという自分の悪い癖が出てしまいましてお恥ずかしい限りです。
マクガイヤーチャンネルの今後の放送予定は以下のようになっております。
○2月17日(月)19時~「つげ義春とぼくとわたし」(いつもと曜日が異なっております。ご注意下さい)
つげ義春の新しい全集『つげ義春大全』が2020年4月から講談社より刊行開始されます。これまでの全集に収められていた漫画作品だけでなく、貸本劇画や、文章やイラスト、旅写真なども収められた決定版になり、2021年2月までに全22巻が順次発売されるそうです。
つげ義春は、作品数の少なさにも関わらず、漫画史において絶対的な影響を残したレジェンド漫画家の一人と言って良いでしょう。しかし(実質的な)引退から20年以上経過したこともあり、世間の話題に上ることが少なくなっていた今、このような全集が発売されることはファンの一人として喜びに堪えません。
そこで、漫画家つげ義春の解説をしつつ、推しつげ作品について紹介するような放送をしたいと思います。
ゲストとして編集者のしまさん(https://twitter.com/shimashima90pun)をお迎えしてお送り致します。
○2月21日(金)20時30分~「『リメンバー・ミ―』生実況」
今年の元日、山田玲司先生のヤンサンチャンネルで『相棒 元日スペシャル』を行いました。
実に楽しかったことと、ちょうど金曜ロードショーで『リメンバー・ミ―』が地上波初放送されることもあり、うちのチャンネルでも生実況をやってみようかなと思います。
ゲストとして山田玲司先生が参加する予定です。
○3月8日(日)19時~「最近のマクガイヤー 2020年3月号」
詳細未定。
いつも通り最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。
○3月22日(日)19時~「PCエンジンmini発売記念 おれたちのPCエンジン」
3月19日にPCエンジンminiが発売されます。ファミコンミニやメガドライブミニ、プレイステーション クラシックといった流れのトリを飾る大物復刻版ミニハードです。
PCエンジン用のソフトだけでなく、本来ならば初代PCエンジンやPCエンジン単体では動作しないはずのスーパーグラフィックスやスーパーCD-ROM2用ソフト、更には北米版PCエンジンであるTurboGrafx-16ソフト、計58本のゲームタイトルが収められており、他の復刻版ミニハードに比べて全く見劣りしない内容となっています。
しかし、ファミコンに比べて知名度が低かったこと、メガドライブに比べて熱狂的あるいはカルト的なファンが少なかったことから、あまり話題になっておりません。『しくじり先生』や『アメトーーク』でPCエンジンがテーマとなることも無いでしょう……
そこで、PCエンジンの歴史や有名タイトルについて紹介すると共に、PCエンジンの魅力に迫るような放送を行います。
ゲストとして、お互いに実はメガドライブよりもPCエンジンの方がプレイ時間が多かったことが判明した、お友達のナオトさん(https://twitter.com/Triumph_march)に出演して頂く予定です。
○藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄の作品評論・解説本の通販をしています
当ブロマガの連載をまとめた藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本『本当はFより面白い藤子不二雄Ⓐの話~~童貞と変身と文学青年~~』の通販をしております。
https://macgyer.base.shop/items/19751109
また、売り切れになっていた『大長編ドラえもん』解説本『大長編ドラえもん徹底解説〜科学と冒険小説と創世記からよむ藤子・F・不二雄〜』ですが、この度電子書籍としてpdfファイルを販売することになりました。
https://macgyer.base.shop/items/25929849
合わせてお楽しみ下さい。
○『やれたかも委員会』に取材協力しました。
『やれたかも委員会』(https://note.mu/yoshidatakashi3/n/na63c34ee5adc)の「童貞からの長い手紙」に取材協力しました。単行本1巻分のエピソードになるそうです。
ちなみに基になったお話はこちら
https://ch.nicovideo.jp/macgyer/blomaga/ar1011063
さて、今回のブロマガですが、前回の放送で紹介しきれなかったお薦め本(主に漫画)について書かせて下さい。
●『ピンサロスナイパー』全3巻 たべ・こーじ
昼はOL、夜はピンサロ嬢、そして第三の顔は……美しき夜の狩人<凄腕ピンサロスナイパー>が都会の悪を狙撃する!!!
――という、東映ピンキーバイオレンス、日活無国籍アクション、Vシネエロティックアクション、その他ボンクラ映画好きにとっては、あらすじだけで堪らない漫画、それが『ピンサロスナイパー』です。単行本表紙のセントラルアーツ風味も良いですね。この度、第3巻が発売され、完結しました。
ほとんどの話が
・つかみのアクション、事件、または日常コメディ
・ピンサロ嬢として依頼を受ける
・カッチョ良いガールズアクション
――と様式化されているところも、プログラムピクチャーっぽいところです。
映画を例に出しましたが、映画でいったら最初の30分で終わってしまうようなシンプルさがあります。話の面白さよりも、一部のアメコミのようにシチュエーションと絵の格好良さやセクシーさを楽しむ作品かもしれません。
……と思ったら3巻に収められピンサロスナイパーVS(ファッション)ヘルスナイパーは話も前後編で、とっても面白かったです。これに限らず前後編はどれも比較的面白いのですが、連載1回で1エピソード完結ではなく、それこそお話を映画並みにちょいと複雑にして3~4話くらいで1エピソードくらいのペースでじっくり読みたかった気もします。
しかし、絵やコマ割りは最高、なにより「ピンサロ嬢がスナイパー」という世界観が最高なだけに、単行本を買い続けていたのですが、ある時あることに気が付きました。
自室での単行本の置き場所が頻繁に変わっているのです。