1:西日本新聞

 憲法記念日の3日、憲法や集団的自衛権を考える「北九州憲法集会」があり、孫崎享氏が「安保法の正体」と題して講演した。

 約400名が来場した。

 孫崎氏は集団的自衛権の行使を可能とした安保法の施行について「集団的自衛権の本質は他国のために自衛隊を出動させる他国防衛だ」と主張。

「指導者の詭弁をマスコミがそのまま拡散し国民が騙されたふりをしている状況で第2次世界大戦以前と同じ現象が今、起きていると危機感をあらわにした。

2:毎日新聞地方版「安保法の本質暴く」

 約450名が参加。

 孫崎氏は安保法の問題点を指摘。集団的自衛権の本質は他国防衛。アメリカの戦略のために自衛隊を出す。

自衛権名前がついているけれども自己防衛の権利である個別的自衛権とは定義からしても実態からしても異質だ」と述べた。

 その上で、「日本は今危機的状況にあると思うが、最たるものが