・第3次安倍再改造内閣が、3日夕に発足。麻生副総理兼財務・金融担当相、菅官房長

官、岸田外相ら主要閣僚を留任。基本は現状維持。

・安倍氏の長期政権下を意図

・自民党の二階俊博幹事長は平成30年9月までの安倍首相の党総裁任期延長を容認す

る考えを重ねて示している。

・この中、内閣改造で入閣しなかった石破氏は3日、今後の安倍政権との関わりについて

「国民が違うんじゃないかと思うことが出て、自民党内から何も異論が出ないのはおか

しい」と述べ、政権に対し、積極的に発言する考えを示した。「ポスト安倍」へ存在感を

高める狙いを示したが、現在自民党内は完全に安倍支持一本化しており、閣外に出て地盤

を強化できる状況ではない。

・新内閣で注目されるのは稲田朋美氏の防衛大臣就任である。 防衛大臣には2つのタイプがあり、①実務中心型、②将来の指導者、首相を狙う型がある。

 今回の稲田氏は明らかに首相を狙う型