『ゾルゲ事件』(題名未定、編集中)より。
戦争突入は犠牲が多く、本来容易に実施できることではない。反対者が多い。したがって、戦争に行く社会は、必然的に反対者を弾圧する社会で泣けれなならない。第2次大戦前の日本がまさにそれ。
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東條英機は軍歴や戦略に秀でた人物ではなりません。軍内抗争に長けた人物です。
彼の軍歴を見てみます。
1922年陸軍大学校の教官
1928年陸軍省整備局動員課長
1934年歩兵第24旅団長(久留米)
1935年関東憲兵隊司令官
1937年関東軍参謀長
こうした経歴をみても、自分達の仲間であるはずの軍人を検挙したり、軍内抗争に深く関与する等の特徴がみられます。近衛追い落としを図ることは彼の軍歴を見れば、決して唐突な出来事ではありません。
東條が台頭するのは関東憲兵隊司令官からです
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「ゾルゲ事件」を読むのを楽しみにしています。
反戦の立場を取る人間としては実に遅ればせながら私は只今OLIVER STONEとPETER KUZNICKのTHE UNTOLD HISTORY OF THE UNITED STATES」を熟読しているところです。米国にも東条英機みたいな人間が第一次大戦以降わんさかうようよ出現しているのに驚いています。その中でもトルーマン大統領はチャンピオン格です。第二次大戦で最前線の指揮を執ったアイゼンハワー、マッカーサー、ニミッツらは日本が事実上敗北しているのにわざわざ広島にトルーマンが原爆を落としたのに「無慈悲」を感得し、長崎に更に核爆弾を落としたことに「狂気」を実感しています。
今のように日本の大メデイアと政権がお互いにヨイショし合って中國や北朝鮮の脅威をことさらに強調し戦争景気を煽っているうちに安倍氏がある日突然東条やトルーマンに変身するのを私は日本人として恐れて居ます。
歴史は繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として。 --カール・マルクス
>>1
オリバーストーンのテレビシリーズの方ははご覧ではないのですか。
私は番組を見た後はすぐに消去してしまうのですが、このシリーズ
だけは永久保存版として今もハードディスクにあります。
あなたのテレビ視聴環境がわからないのですが、機会があれば是非
ご覧になるよう。
冷戦というのはトルーマンによって選択された政策だったのですね。
>>3
オリバーストーンのテレビシリーズは見ていません。機会があったら見てみようと思います。トルーマンは精神的にも肉体的にも幼少時代からずっとコンプレックスの固まりだったようです。フランクリン・ルーズベルトの跡継ぎ選びにあたって、ウオーリスというリベラルの大物との比較で二者択一になったところで米国支配層は御しやすいという一点でトルーマンを選んだようです。彼は国際政治の場で堂々たるスターリンに当初は気後れしていたが原子爆弾の成功で一気に人が変わって狂気になったということです。
スパイの問題は、どちらにしても、反人間的行為であることは間違いない。
どうして起きるか。脅しもあるであろうし、お金もあるであろう。問題は、脅しとかお金に対する見方である。仕事で海外に出かけると、現在は定かでないが、通関でお金を要求されることが多かった。日本人にはお金を要求するが、西欧人には要求せず、払わないと,通関してくれず、お金で解決するならと、払ってしまった。日本人が「お金」に見えるのは、日本人がそういう見方を、彼らに植え付けたことに問題があるのです。「ダメなものはだめ」という己に対する自己管理ができていない流されやすい柔軟性を備えているといえるが、これでは、日本はいつまでも、「米国の属国」の段階を脱皮することができないのでしょう。うまく日本人の特質を利用しているといえる。弾圧は脅しであるが、同じ現象を、例示できるが、ここでは省く。特に政治事件を、頭に浮かべれば、さまざまな現象がわいてくるでしょう。