東京の実家に預かってもらっていた猫が星になった。
院生の頃、ある夕方帰宅すると仔猫が私の玄関にいたのだった。捨てられたのだろうか、野原で生まれて親とはぐれたのだろうか。飢え、渇き、野生で勝ち目のない戦いをしてきたのは明らかだった。バージニアの冬は寒い。あまりに小さすぎたその猫はお腹を空かせてうずくまっていた。私自身は博士課程修了、博士論文を書きながら教職を得ようとその片田舎の大学街で人知れず苦戦していた。既に担当教官と会うのもコーヒーハウスになっており、キャンパスには教えに行くだけだった。 一時帰国するつもりもなく、それから日本に帰らず3年の年月がすぎることになる。
別に私がアメリカで仕事を得なくてもいいと思っていたと、最近父が書いていた。しかし当時の私はじりじり追い詰められ、最後の年は背水の陣のような心持ちだった。アイビーリーグ含めてアメリカ全国のトップレベルの博士プログラム卒
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
トランプ支持など表明して申し訳ありませんでした。
わたしはヒラリーだけは絶対忌避すべき、と思ったのです。
ワルと知れている候補よりもまだ未知の方がよいと。
それはそうと、また新しく猫との暮らしを選ばれたこと
たいへん良かったと思います。
難しい問題である。立場が右左など偏向せず、ポイントゼロ点に立てば,さまざまな視点が交錯する。米国が健全であるのは、さまざまな政策を提示する候補者がしのぎを削り、最終的にトランプ氏に集約されたのである。政治に良い悪いはなく、51:49であっても、多数を占めた候補者が政策を遂行していくのであり、逆に賛成と反対が拮抗するほど社会が活気づいているといえる。
日本では、米国に異常に偏向従属する安倍政権に対し、反対する勢力が力を得てもよいのであるが、純粋に反対するのは共産党だけ、他の政党は日和見政党に下落し、国民の支持を得ることがない。日米地位協定などあまりにも偏向しており、修正を主張する政党が出てもおかしくないが、沖縄で行っているに過ぎない。本土人は知らん顔している。平和ボケして、エネルギーが分散拡散して、安倍政権を後押しする現象が続いている。
娘さんの話を読みながら、米国は健全な社会であるが、日本は平和ボケして救いようがない状況なのでしょう。しかし、そのように言われながら、失われた何十年と言われながら、停滞しながら発展をしている。成長性が多少堕ちたという程度なのが災いしているともいえる。
素晴らしい文章でした。思わず引き込まれました。最後の方、幸福についての科学的考察。これは仏教的でもあると・・・。
特に、物事を批判的見ない事から、物事を良く見る思考とか、教えられる事柄が多々ありました。人と自分を比べない事、これもおおいに参考になります。今現在深い思考、内観の出来ない状態ですが、深い教えです。
猿のセンズリさんに啓発され、考えてみました。
4つの「今」に関するプラクティスが幸福感につながる。(現在を生きる4つの実践体験ということであろうか)
①.小さな親切の積み重ね。(宗教的功徳に相当するか)
②.人と自分を比較しない思考。(自他一如の精神)
③.物事をよく見る思考の意識的切り替え。(ゼロ視点から直視し、当観自知しながらゼロ視点に立っていることであろうか)
④.物より経験。(物が分かりにくいが、知識に偏重することなく行為、体験が必要ということなのでしょうか)
最近のご投稿では見かけなくなったが、孫崎さんの宗教的なものの考え方が、乗り移っているようだ。孫崎さん、うれしいでしょうね。ただ、絶対現在を意識下においていないと、言葉でわかっても、哲学的思考についていけないのが、長所であり、短所でしょうか。
前後遮断された「今」はありあせん。横線を鉛筆ででも引いてみて下さい。そうして、その線をカミソリででも切ってみてください。横線を未来、過去に例えてです。「今」はありますか?知行合一。これもえてして危険な言葉。全ての「知」ではありませんから・・・
今、を体得というよりも、「体現」が正確でしょうね。この投稿ぐるみプリントします。