A:事実関係(毎日新聞7/24(月) 18:38)
<自民>菅氏ら政権「骨格維持」 見直し論、出始める
来月初旬に予定される内閣改造・自民党役員人事を巡り、菅義偉官房長官ら政権の「骨格」を維持する安倍晋三首相の方針に対し、自民党内から見直し論が出始めた。23日投開票の仙台市長選の敗北に加え、内閣支持率も大幅に下落し、「イメージ刷新」を求める声が噴出している。
毎日新聞の世論調査では内閣支持率は26%まで下落。首相が示した菅氏や麻生太郎副総理兼財務相の留任方針も「評価しない」が52%に上った。菅氏は24日の記者会見で「私自身のこれまでの取り組みに関し、そのようなご指摘があることは謙虚に受け止める」と語るにとどめた。
一方、自民党重鎮議員は「(菅氏らが)国民から良くないイメージを持たれているのはまずい」と懸念し、ある閣僚経験者は「麻生氏や菅氏を代えるくらいの人事をや
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
安倍政権の面々は、法律に反しなければ、仲間で社会を動かしても、問題ないという論理展開をしている。
道徳、倫理は、安倍政権では、学校教育は有害であり、教育上ない方が好ましいということなのでしょう。わからないのは、森友などを評価しているのを見ると、そのようなことではないようだ。
仲間を重視し、意見の合わない人とは、「このような人たち」といって、上から目線で蔑むことである。思想の異なる人たちを馬鹿にするのである。日本人扱いをしないのです。
攻撃してきたら、「そんなこと言っていない」、「記憶にない」などと言い、「打ち合わせ録」、「議事録」などはとっていなかった。法律的に廃棄してよいことになっている。公務員、公僕としての道徳倫理が全く欠如してしまうのです。税金を私物化して、任命者の安倍首相から出ていると思っているのであろうか。情けない話である。
昨日の閉会中審査で安倍首相は、「李下に冠を正さず」と言いながら加計孝太郎氏との緊密な交際ぶりを指摘されても、白紙撤回は拒否している。
官僚が外部との話し合いについて記録を残さないはずがないのであり、「不都合だから破棄した」ということに過ぎない。
安倍政権の支持率が低下しているのは「首相が信用できない」ためであり、その「泥船内閣」に新たに入りたいと思う人物は、単に「大臣」という肩書きをもらうことが目的でしかない。
そんな人間に、国家の行政を糺す仕事などできるはずはないし、内閣への信頼も回復する道理はない。
安倍首相は速やかに辞職を決断すべきである。
安倍氏たちの骨格とは何か?平和憲法を戦争憲法に換えて米国指揮下で世界制覇戦争にすることですよね。4人組はいろいろ滑稽な茶番を演じて恥を曝して瀕死の重傷だが、戦争憲法への移行を目指すことで米支配層に快く受け入れられ、ウオール街の強欲にマッチすることでその配下の秘密機関等の外部からの引きずり降ろしのターゲットにならずに済んでいるのです。そのことは日本の政界では政権維持という意味で最も大事なキーだと私は睨んでいます。従って、4人組はしたたかです。日本の政治の場で生き残る足場をしっかり確保しているのですからこれからもしたたかでしょう。故に私たちはこの政権をマスコミを味方に引き連れてたゆまずきめ細かく追い込んでいくしかないように私は感じています。
思いだしますに、あの野田首相が右翼の石原慎太郎氏に煽られ、尖閣を国有化しました。そして、日中間に緊張が走りました。そして、米国最強の狂気の戦争屋ジョン・マケインが日本に馳せ参じて首相に会い、安倍晋三氏にも会い意見を聴取しそれを持って北京に飛んだ。安倍晋三氏は1センチたりとも領土は譲れないと言ったらしい。マケインは一説によると中国要人の激しい怒気を浴びたらしい。その怒気に圧倒され尻尾を巻いて北京を後にしたというのです。
オバマは理性的だというレッテルを貼る連中がいますが、ネオコンの神であるブレジンスキーの使徒の一人と言われているのです。オバマは、尖閣緊張時、ロシア攻略に超多忙であった。そこに野田の尖閣国有化。彼らにとってはとんでもないフライイングだったのです。米国のグランドプランはまずロシア、次に中国という征伐順序だったのを日本が乱した。オバマはロシアを経済封鎖したが、中国のロシア完全バックアップでロシア封じ込めは失敗しているのです。
ロシアはヨーロッパを資源の市場にしたかったが、米国の横やりで中国との関係を強化せざるを得なくなり、その関係は盤石となりつつあります。ロシアは中国を運命共同体と位置づけ、軍事技術の移転を中国に向けること決断し、実行に移しています。東アジアでの戦争は不可能の事態に突入しているのです。
日本の平和憲法の意義というのはウオール街の強欲に根を持つ米国の戦争屋の誘惑を排除し、日本の軍部台頭を阻止する意味で唯一の橋頭保であるということなんです。
「岸を倒せ」の後、米国市場を目指した高度成長があった。それは幸運なことだった。「安倍を倒せ」の後は何が何でも平和憲法を維持し、ウオール街の強欲、誘惑におぼれず、毅然として、中国、ロシアと経済関係を強化する方向にこそ日本の生きる道があるということを再確認することでなければならないと私は思っています。
>>3
訂正:「制覇戦争にする」は「制覇戦争に参加する」が正しい。
2013年自民は安倍氏をかつぐという安易な人気取りで政権を奪取した。しかし、これは野田・民主の不人気という敵失に乗っかっただけの勝利であり、中身のない浮揚にすぎなかった。
派手好きな安倍氏をかつぐことで自民の年寄り連中は「新しさ」や「若さ」をうちだせたつもりだったのではないか。
安倍氏が愚民にとって新鮮に見えたのは、今までがあまりにも醜すぎたからであり、安倍氏が本質的に改革的な政治家だったからではない。
しかし、安倍氏の政治によって、むしろ、昔の自民党の腐敗した政治が復活しただけなのを見て、自民そのものが失望感を更新しているのが現状だ。
今日の孫崎さんのTWがあべともこ氏の「沖縄、原発、憲法、野党共闘いずれも曖昧かつ与党との対抗軸を出せなければ、国民の受け皿にはなれない。」という言葉を引用されているように、今は「対抗軸」を打ち出す「好機」が到来している。
戦さは、機を捉えて初めて勝てる。安倍氏が稲田氏を6月23日あたりで更迭せず都議選を失ったのが戦さ下手を露呈したのは近時の教訓だ。
今は、桶狭間的状況だ。言い換えれば、時代状況全体が乱気流化し、機をつかんだ武将が小大名から大大名へと一気にかけあがることのできる状況になっている。
フランスのマクロンがそれをやった(私はマクロン政権を否定するが)。小池氏もそれをやってのけた。
2009年の小沢氏もそれをやっていた。
しかし、断言できるのは、2013年に安倍氏をたてるというような安易な手段を弄した自民にはその器量はないということだ。
今後は乱気流の時代の中から、新しい価値観が育つだろう。「うつけ」が世を変えるかもしれない。
>「イメージ刷新」を求める声が噴出している。
何言ってんだか。「イメージ」じゃなくて「実質」を刷新しろと国民は怒っているのですよ。
今なお戦況を正しく把握できない大本営丸出し状態。
「骨格」の面々、国民はとうにクズの烙印を押している。「もう詰んでるから早く消えて」-何故その空気が読めない?!
これこそまさに「認知的不協和」論でしょうか。
いや、もっとずっと昔に検察が動いてアベ一味が御用になり、マスコミも大々的に報じてこの内閣が潰れていれば、それが最も国民が納得したであろう展開でしょう。それが、日刊ゲンダイの見出しにあった通り「これだけの政治の私物化 誰も捕まらない理不尽」-これは一体何なのか。
支配層はデッチ上げまでして「問題のある」内閣、政治家、ジャーナリストetc.を潰すのがこの国の慣わしであった以上、アベ一味が辞めないのは「問題なし」との判断が下っているとしか思えません。それでも国民があまりにも騒ぎ出したら面倒だから、せめて犯罪の痕跡を隠滅するまで辞めるのを先延ばしにしようと企んでいるのでないか。