AERA dot(02/07)は. 週刊朝日 2018年2月16日号掲載、久間章生元防衛相は孫崎享氏、一水会代表の木村三浩氏の鼎談を掲載。久間元防衛大臣の発言は現安倍政権と異なる部分が多く、注目される。記事内容を転載する。
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名護市長選挙、県知事選挙と選挙イヤーとなる沖縄に横たわる数々の大問題。相次ぐ米軍ヘリの事故、危険な低空飛行訓練、米兵の犯罪……。橋本政権下で辺野古移設を決めた久間章生元防衛相は「日米安保条約を改定するしか道はない」と大胆な持論をぶちあげた。元外交官の孫崎亨氏、一水会代表の木村三浩氏と徹底討論した。
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木村:今年は沖縄にとって選挙イヤーで、11月に沖縄県知事選があります。前回、普天間飛行場の名護市辺野古への移設反対を掲げた翁長雄志氏が、推進の仲井眞弘多氏に10
コメント
コメントを書くふん、久間だって今、安倍政権にいたら絶対言わないよ。
それに、原爆投下はしょうがない、発言は私の記憶が正しければ
そんな文脈ではなかった。
自分史を勝手に書きかえないでもらいたい。
昭和天皇が同じことを言っても何もなかったのだから、自分が
言っても大丈夫、とたかをくくっただけだろうに。
まあ、裕仁発言に怒りながらも何も言えなかったウップンを
久間に晴らしたマスコミの情けなさ、ずるさに問題はあるとしても。
「対米自立を主張する政治家、今いない」。他人事にした安全地帯の発言でしかない。
防衛大臣の時の米国との真剣勝負議論報道を記憶していない。鳩山氏も同じである。自分が指名した外務大臣、防衛大臣からそっぽを向かれ、大切な日本の方向を曲げてしまった。相手と向き合う信念がなく、議論を戦わすこともできなかったということである。あれこれ言っても、政治家は結果責任である。第三者的には何とでもいえる。いざ米国と真剣勝負をする腹が座っていたかといえば、「NO」でしょう。
昨日のペンス副大統領報道のの北朝鮮に対する姿勢は明確であり、米国と差しで話し合いのできる政治家は、現在の教育制度とは別に育てる制度が必要かもしれない。特に、職務と責任義務が不明確で、厳しさがなく無責任な日本の風土を一新しなければ、未来永劫、米国の僕でしかありえないでしょう。
安保条約を改正しない限り、日本を「独立国」と見なされないのは当然だ。
だが安倍晋三は、「トランプの愛犬」で満足しているのだから、そんなことの必要性さえ感じていないだろう。
久間氏だって、そんなことを承知の上で、言ってみただけに違いない。
ご三方の建設的なお話には傾聴すべきとは思うのですが、日本の今の政治状況は、国益の将来という観点で言えば、絶望だと嘆かざるを得ません。
ただ、お隣の国の韓国が平和に向かって立ちあがりそうな気配を示しており、そこに「極端な少数派になり果てた日本の良心」は望みを託すしかないと私は考えています。勿論、かかる韓国の傾向は北朝鮮の核ミサイル抑止力の確立から生まれたものです。
中國海での戦争は中国の抑止力が今後急激に高まっていくことが予想され、近々、米日の沖縄基地の戦略的価値は微弱になっていくであろうことは子供でも分かる論理です。その状況は沖縄人にとって歓迎すべきことであり、安穏をもたらすでしょう。
それでも、安倍氏たちが米国の戦争キチガイどもと手を携えて戦争をやりたいと表明し、日本国民がそれに賛同し、戦争をコミットするのであれば、何をか言わん。二度目の全面降伏が日本を見舞うのは間違いない。
北朝鮮の核ミサイルが半島に安定をもたらし、中国の強力な海空軍力が中国海に平和をもたらすと考えることは大方の日本人に欠けたものであることは確か。
> 問題は、民意が本当に正しいかどうかということです。
これでは話にならない。つまりは「日本の民意は悪い、米国(米軍)は良い」に落とすための予防線だ。防衛相と言えども、米国の圧力に為す術なく屈するしかなかった-そう正直に話してこそだろう。
> 米国は首を縦に振らなかった。
即座に首が吹っ飛ぼうが、日本も首を縦に振らなければいいではないか。
> 全部ダメだったから諦めたんです。
防衛相の地位にありながら、門前払いで相手にされなかったと言っているに等しい。周到に戦略を練り、ギリギリの交渉しようなどとは端から思ってもいなかったろう。せめて、我が身可愛さで あっさり売国行為をしてしまったと素直に認めるべきでないか。
> やはり、日本も地位協定を変えていくために、国民運動を起こして政府を後押しする形で交渉していくべきだと思います。
初めに記した通り、久間氏にそんな考えは微塵も無い。傀儡防衛相の器でしかない。