元内閣法制局長官・阪田雅裕氏は、朝日新聞に憲法改正私案を発表した。本人は「この案を与党は受け入れることは難しいでしょう」と述べているが、まさに与党として必要とみなされるものを充足している。いわゆる「加憲」論者達への有力なプレゼントになる。
先ず彼の案を見てみたい。
1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
4 前項の実力組織は、国が武力による攻撃をうけたときに、これを排除するために必要な最小限度のものに限り、武力行使をすることができる。
5 前項の規定にかかわらず、第三項の実力組織は、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、
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何が論理破たんですか。少なくとも戦後ずっとこれまで平和憲法があったから若者が朝鮮半島で、インドシナ半島で、アラビア半島で犬死することは避けられて来た。これからの全世界の課題は米国に巣くっているいるネオコン、軍産複合体、CIAを解体することですよ。
ナチスの解体、イタリアファシズムの解体、日本軍部の解体には確かに米国軍の功績は大きかったが、その後の米軍の展開はナチス、ファシズム、八紘一宇と全く同じものを踏襲している。
「日本が全面的に軍事依存し」、ではなく「軍事依存させられている視点」をあなたは持たない。だから、日本国土を全面的に米軍に提供する情けない軍事保護国家になり下がっている。あなたが独立国家を祈念するのであれば、米国の世界制覇路線とは一線を画さねばならない。安保条約を根本的に改訂しなくてなならない。米基地は撤退させねばならない。そのスケジュールを展示しないであれやこれやと言葉を紡ぐのは一体何ゆえか?論理破たんはあんたにこそある。
日米安保地位協定にさえ物言わない人たちが、憲法にしがみついている。なにをかいわんやである。矛盾を矛盾として理解できなくては、説得力なしでしょう。
>>8
例えは少し品格を欠くが、米国のごく一部の好戦派の強面どもの情婦みたいな国が北朝鮮と同等の権利を持つ。冗談でしょう。「昔、軍部、今、ネオコン」たる日本の実情を良しとする親米右翼は今のままでいけば、日本を二度目の破滅に向かわせることになることが分からない愚か者と言うべきか。
>>12
しがみついてはいませんよ。米国の軍事的暴走にブレーキを掛ける制動器具として重宝に思っているのです。勿論、地位協定には大いに不満です。安保条約は私が首相になれば破棄します。軍事基地も撤退して貰います。フィリッピンがやったみたいにね。
>>13
愚か者は、あなたたち反米勢力を言うのでしょう。反ネオコンでありながら、憲法護持という。全くおかしなことことを言う人たちだ。ネオコンは憲法で日本を縛り付け、自分たちが買ってほしい兵器を、思い通りの値段で売りつけているのですよ。
反ネオコンなら、憲法改正して、日本が欲しい兵器を、性能と価格合わせして購入すべきものでしょう。論理破綻していることもわからず、ネオコンを批判している。
>>16
なんだか、あなたの言い分は滅茶苦茶ですよ。北朝鮮が良い国なんて言ってませんよ。「低劣」とか感情的な文言しか言えない。もっと勉強しなさい。米国の歴史、東アジアの歴史を勉強しなさい。
>>15
憲法護持がネオコンの痛いところだ。そんな簡単な論理が分らないあなたは一体何者ですか。
>>18
孫崎さんも、ここで、ネオコンは憲法護持の方が好ましいといっていますよ。都合の悪いことは、何も見ていないのですね。全くあなたは、愚かな人としかいようがない。私は、日本人一庶民ですよ。何か不都合がありますか。
>>15
呆れた、
日本国憲法のどこに、兵器は米国からしか買ってはいけないと
拘束する条項があるのですか。
>>21
「呆れた」は、同じ心境なのです。あたりまえのことで、物事を見る視点の立ち位置が違えば、お互いに異世界のことのように思えるのです。あなたを含めて、反撃というか、追求というか、私を追い詰めようと必死に攻撃しようとするのはよくわかります。思いはわかりますが、視点が異なりますから、いつまでたっても交わることがありません。平行線を歩むだけです。
意気込んで追求しようとする気持ちをわからないでもありませんが、憲法ってどういうものか読んでいると思いますが、骨格を規定しているものであり、細かいところを規定するものではありません。入口が全く違っているので、すれ違うだけで、参考になりませんが、私の視点でいえば、次のようになります。
日米同盟を深化させ、日米安保を日常的に運営していけば、兵器の購入は日常的行動になりますが、2+2などで軍備軍事方針が合意された中で行われることになり、主要兵器などは,機密性を確保するため、米国製を購入することになるのは当たり前のことです。ロシアの兵器は、製造技術、品質基準などを含め購入しても違った対処が必要になるし、まして補修とか補修部品の購入で、スムーズに進むことは考えられない。民生品を購入するように気軽にできるものではありません。米国との一体的防衛であれば,機密保持は至上命題です。