A:事実関係「北朝鮮、米朝首脳会談への影響示唆 南北高官協議の中止」
朝鮮は16日未明、韓国に対し、板門店の韓国側施設「平和の家」で同日午前に開くことになっていた南北高官協議の中止を伝えた。米韓軍が韓国周辺で実施している合同空軍演習「マックスサンダー」を中止の理由にしている。6月12日に開かれる米朝首脳会談に向けた事前交渉を有利に運ぶため、米国などを揺さぶる狙いとみられる。
また、北朝鮮の金桂寛(キムゲグァン)・外務省第1次官は16日午前、「(トランプ政権が)一方的に核放棄だけを強要しようとすれば、来たる朝米首脳会談に応じるか再考するほかない」とする談話を発表。非核化を巡る米国との交渉に北朝鮮が不満を募らせていることを示した。
B;評価
今回の米朝首脳会談の主要課題は明確だ。
米国が北朝鮮に「完全、不可逆的、検証可能な非核化」を求めることは明確である。
問題
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>>12
衰退リベラルは悪い言葉の羅列しかできない。かわいそうな人たちだ。
>>13
おやま!今度は衰退リベラル?一体なんのこっちゃ?米国支配層の世界略奪志向に身をすり寄せてエリート気取りのあなた。破廉恥極まりない。
「北の核の本質は中国に対するものである」という言説が一時あったけど、北が中国に屈服したいま、その点は完全に絵空事になりました。今となっては、張成沢も金正男も多数の中国派の元側近たちも、まったく犬死だったことになる。そしてその言説からみれば「朝鮮民族が」(あえて「北が」ではなく)核を持つ意味は、すでに根本的には無意味化しているのだと言えましょう。
一方、南が北への攻撃意欲を失って久しい今、米国単独で北単独を攻撃することなんか、北が核廃棄を完全におこなう限りは、ありえない。
さらにいうと、中露だけでなく、韓国も、日本すら、米国から核攻撃を受けないという保証なんかいま現在されてませんが、それでも米国となんとかやっていっている。この状態を北がつくりだすには、もともと核兵器をもとうとする必要なんかなく、ただ中国と南を懐柔するだけでできたことです。それは六カ国協議の枠内でもじゅうぶん可能でした。
そうみてくると、金正恩が核兵器にこだわる理由は、以前ここによく書かせていただいた言葉ですが、「我欲」ですね。自分が死にたくない、今のように独裁者として振る舞い、いい暮らしをしたい。
金正恩は人民が怖いということです。日米韓の政治家のように、人民のなかにはいって演説や握手をすることができない。米国に扇動された人民が自分を殺すとおもってる。これが、北が核を手放さない本質です。
わたしは、究極的には、朝鮮半島でだれとだれが殺し合おうと、こっちに迷惑さえかけなければどうでもいいのですが、それでも、金正恩の「我欲」を直視することなく北朝鮮を支持するヒトビトは、人としてどうかしているとおもいます。
本当かの裏付け報道は知らないが、北朝鮮の現在の核開発に主要な役割を果たしている技術者は、ソ連崩壊からウクライナの核兵器廃棄のころにかけて、ウクライナからつれてきたヒトビトが大半であると聞きました。まあ、きっすいの北朝鮮人が全くいなくはないでしょうけれど。
それらのヒトビトを、米国に移住させるのが米国の要求であると。それと同時に、北朝鮮国内に現存する核兵器をすべてロス・アラモスに移して解体し、北朝鮮国内にはIAEA(あるいはさらにCIAや英国諜報機関)の査察を入れるようにする。これが「完全、不可逆的、検証可能な非核化」の一端であるそうです。
孫崎さんは「問題は、北朝鮮がこれを行うに、米国が行える環境を作るか否かである」というけど、米国にはそれを行える実力はすでにあります。金正恩がすべきは決意だけで、あとは米国がやってくれます。
もともと金正恩と文在寅は「朝鮮半島の非核化」といっていました。現在、在韓米軍基地には核兵器はないといわれています。金正恩は文在寅との決意を現実化するには、あとは北が核兵器を廃棄するだけです。
わたしは北が自主的に核を廃棄するとは全然おもってないのですが、しかし、仮に北が核を廃棄したあかつきには、昨年日本をさんざん核兵器で恫喝したことへの謝罪と賠償が必要ですね。しかし安倍政権はそんなこと要求しないでしょう。私が安倍政権を積極的には支持できない理由のひとつです。
六カ国協議のときなら、拉致問題を解決すれば、日本はカネを出したでしょう。しかし、今となっては、たとえ拉致問題が「解決」されても、具体的事情によっては、カネを出すことには反対の日本人が増えていると感じます。そこを安倍政権が甘く見ると、安倍政権失墜の原因となるでしょう。
拉致問題でも「蚊帳の外」論がいわれますが、わたしは本当に追い詰められているのは北朝鮮のほうだとおもっています。いま拉致問題を北が解決しなければ、北にとってももう永久に解決の機会は失われる。その事実は日本と半島との関係を決定的に末永く悪くするでしょう。
なお、拉致問題の「解決」とは、全員の帰国、死んだというのならその経緯をしるものへの日本の警察官による聴取、さらには北朝鮮国内での日本の警察官による捜査の保証といったことは最低限です。そのうえで、北朝鮮による、本人・家族への謝罪と賠償も必要ですね。北朝鮮がそれにあたいすることをした国であることを、孫崎さんは今一度おもいだすべきでしょう。
>>16
拉致問題がねじれた原因は日朝双方にあると私は思いますがね。日本の警察官の聴取、北朝鮮の国内の日本の警察官による捜査、どこの国がよその国のポリスが自国内で捜査するのを許すのかな。国際法のイロハを知らないと平気で非常識を喋る。止めて下さい。
拉致が大問題であれば、国交をまず結ぶことだと思うけど、我が国の宰相は金さんに会おうともしない。あの変人トランプでさえも金さんにさしで会おうとしているのにどうなってんですか?加計森友で安倍氏を一生懸命よいしょしていたので代理返答くらい出来るでしょう。
>>15
何だかいろいろ言っとるけど、良く分からないね。分からないで結構というんだろうけど、とにかくトランプ、ネタニアフ、ABEの三巨頭はイランと北に脅しを掛けすぎだと思うね。国際社会からこの三人は早晩追放されるだろう。
私は金氏の支持者じゃない。彼はもっと賢く振る舞えるのじゃないかと思っている。しかし、ネタニアフ、トランプ、ABEはもっと何とかならんかと思うだけなんだけど。
>>17
これも大事なことので一応お答えしておきましょう。あなた程度のいう「国際法のイロハ」など誰でも知ってますよ。
拉致問題がねじれた過程には、日本側の責任もありますが、それは日本国内で追及されるべきことであっても、北朝鮮側が日本に持ち出せることではありません。北朝鮮は拉致問題に関してただの犯罪者であり、基本的に犯罪者をだましたり、裏切ったりすることにはなんの問題も生じないからです。これが原則ですが、ただ、交渉をうまくまとめるためには、日本側の妥協も必要にはなるだろうとはおもっています。
しかも、拉致問題についても北朝鮮は偽の遺骨を持ち出すなど、嘘をついています。かの国のいうことは信頼できないから、日本の警察官が捜査する必要があります。わたしは「北朝鮮国内での日本の警察官による捜査の保証」といっているのであって、保証というのは、もちろん北朝鮮の保証です。日本と北朝鮮とのあいだで、そういう取り決めをするということであって、無理やりチカラずくで警察官を派遣しようというのではありません。ただ、そういう誠意を北が尽くさなければ、北にカネなんか出さないとおもう日本国民が増えていると実感しています。
拉致問題等が解決すれば、北と国交なんか持ちたくないですよ。別に国交もつことなんか必要じゃないでしょ、常識的に考えて。
さあ、もう話しかけないでくださいね。わからなければ、別にそれでけっこうですよ。これ以上、あなたとどうこう話したいという気はまったくありません。日本と北との関係と同じです。ただ、北の犯罪はつぐなっていただきたいと北に申し上げたいということです。
ところで、上でわたしは「ソ連崩壊からウクライナの核兵器廃棄のころにかけて、ウクライナからつれてきたヒトビト」と書きましたが、この人たちの全貌を知りたいとおもっています。
北朝鮮に行ったヒトビトがかなりいるのでしょうが、ほかにどこへ行ったのか。イランやイスラエルに行ったヒトビトも居そうですね。
かれらは全部で何人くらいで、どういう民族なのか。ウクライナからというと、ユダヤ人も多いかもしれません。(馬渕睦夫などは、北朝鮮とネオコンとの関係を強調しますが・・・)
まあ、こういう本当に知りたいような情報は、(米露などによって調べ上げられてるんでしょうけど)なかなか伝わらないんですよねえ。
>>16
ヒトビトの話。これも話かけざるを得ない。裏付けが無い報道をまき散らし、それを口実に攻撃するのは米国の手口ですよ。
ウクライナの技術者の話はよく聞きますな。私が聞いているのは、大陸間弾道ロケットの大気圏突入時燃え尽きない材質の作り方をウクライナからいただいて、昨年、我々を驚かせたということなんです。それ以外はどうかな。核爆弾なんか北朝鮮なら北朝鮮の人で十分作れるでしょう。とにかく、北朝鮮が原子力エネルギーに手を付けたのは日本の正力さんが音頭とって始めた時期とほぼ同じですからね。
北朝鮮からヒトビトを移住させる?何だか拉致された人を解放するてな具合の印象を世界に与えかねない。つまり、米国が白馬の天使になるような。CIAのポンぺオが考えそうな要求ですな。
私が言いたいのは、戦略核兵器とかいうものを米国だけが率先して開発して戦争に独占的に使いたいと言うのだから、米国の暴虐、横暴を心底嫌う北朝鮮、イランに核兵器絶対禁止を無条件で強いるのは無理と言うのではなかろうか、ということなんです。
金正恩安全弁での中国関与であるか、米韓北の三者に中国が割って入ったか、さまざまな憶測が出てくる。
北が、肝に銘じておかなければいけないのは、「二兎を追うもの一兎を得ず」の格言である。
米国も中国もロシアも、現在の北と韓の関係が継続することを問題視しているわけでなく、「非核化」が重要なテーマである。
米国も中国も日本も現在の状況が続くことを積極的に解決しようとしているわけでなく、軍拡ができ、軍事開発ができる名目が成り立つ方が重要なのでしょう。