A事実関係:米民主党予備選、ヒスパニック系28歳女性当選(読売):

11月の米国議会の中間選挙に向けた予備選が26日、各地で行われた。ニューヨーク州の野党・民主党の予備選では、政治経験がないヒスパニック系の女性候補が、党下院ナンバー4の現職を破り、党内に衝撃が走った。教育や医療の充実など労働者への支援を重視する急進左派の主張が、若者を中心に支持を集めたとみられ、党内の亀裂が深まる可能性も指摘されている。

 「党組織や幹部ではなく、若者や英語が母国語でない人、ワーキングクラスの人々に声を届けようと心がけた」

 ニューヨーク州の下院選14選挙区の予備選に出たアレクサンドリア・オカシオ・コルテスさん(28)は当選から一夜明け、米CNNのインタビューに笑顔で答えた。プエルトリコ出身の母を持ち、1年前までレストランで働いていたコルテスさんは、1999年から議席を維持する現職のジョセフ