NHKへの圧力で、あるべき報道がなされていないことは、これまで様々な形で報じられているが、報道機関としてあるべきでない状況について、本人が告白。
A:事実関係:NHK森友スクープ記者が実名証言「特ダネへの圧力」「週刊文春」編集部2018/12/12
安倍昭恵首相夫人が名誉校長を務める小学校に対し、国有地が格安で払い下げられた森友事件。メディアが取材合戦を繰り広げる中、NHKは報道姿勢が消極的で、安倍政権への忖度が取り沙汰されてきた。
このほど、NHKで森友事件を取材していた記者が、「週刊文春」に手記を寄せ、上層部の意向で、報道が縮小した経緯を明らかにした。
今回、手記を寄せたのは元NHK記者の相澤冬樹氏(56=現大阪日日新聞論説委員)だ。相澤氏はNHKの大阪報道部記者として、森友学園への国有地売却に近畿財務局の背任の疑いがあること、財務省が森友学園側に「口裏合
コメント
コメントを書く日本だけでなく、米国でも中国でもロシアでも体制(与党)と官僚と大企業経営者は程度の差はあっても一体である。この関係は利益共同体であるが、個人的利益の金銭供与があれば贈収賄になるが、組織に対する金銭贈授与は犯罪にならない。口利きなどは、政治家としての当たり前の政治活動とみなされるでしょう。
総裁選の公開討論会で、「私の妻や友人が関わったので国民が疑惑を持つのは当然といい、ただ、金銭的なものをもらって便宜を図ったわけではないといっている」。2017年の衆院予算委員会で「私や妻が関係したということであれば首相も国会議員もやめる」。この二つの発言の整合性が問われるのでしょう。金銭授受がはっきりしなければ、官僚の忖度的行動と同時に、安倍首相、麻生財務大臣の圧力が明確化しないと追求が難しくなってしまう。監督責任は問えるが、体制を追い詰めるのは容易ではない。悲しいかな左遷されてしまうのでしょう。
沖縄返還における密約をスクープした西山記者。
慰安婦問題のNHK番組に安倍晋三が圧力を掛け、改変させたことをスクープした本田記者。
我が国では、大スクープをすると処罰される事例が繰り返されている。
しかも、その記事を書いた記者に対し、他の報道機関も全く擁護しないどころか、政府と一体になって記者を中傷している。
その結果、すべての報道機関が「政府の広報機関」に成り下がり、国民は真実を知る術を失ってしまった。
すくして政府は安泰、内閣支持率は低下しないのだ。
週刊文春は籾木のNHKと同じく「政府が白というのに黒と報道することは出来ない」という安倍忖度方針の下、売文する会社だと私は認識していた。が、今回、相澤氏を取り上げるのは文春のアッパレな行為として私は高く評価したい。
メデイアが政府に対峙することは民主主義には不可欠な要素だ。NHKを飛び出して堂々と打って出る相澤氏の行為を英雄的なものとして高く評価したい。
この薄汚い安倍政治にストップを早く掛けなくてはいけないのに、自民党の内部から批判の言動が起こらないのは一体何故なのか?きっと、アベノミック放漫財政から放たれる「蜜の味」が内部の批判勢力を無力化しているのだろう。「蜜」の代わりに「恐怖」をもって日本人を束ね米国に挑んだ東条政治は「蜜」で束ねられた日本人を中国に挑ませようとする今の安倍政治と酷似していないか。
カケモリはまだ使える。ブレーキとして使える。
>「私は聞いてない。なぜ出したんだ」電話の向こうで激怒する声が響く。声の主は、全国のNHKの報道部門を束ねる小池英夫報道局長。
ここにもまた「廷臣」一人。スガのご機嫌取りの面目躍如。「オマエ、分ってるだろうな」「へい、申し訳ございやせん。しっかり しめときやすんで」━国谷氏がNHKを追われた時と同じ。遡ればアベらの圧力で従軍慰安婦絡みの番組が改竄された時も同じだった覚えがある。近いところでは生放送で孫崎さんと対談された立岩氏も同じくNHKを追われた組だった。
起きていることは「強い個」の否定である。廷臣、つまり「弱い個」だらけ、烏合の衆となった組織は崩壊するだけだ。それが日本という国レベルで深く進行している。
Tips:
「孫崎享のつぶやき」-迷惑コメントを非表示にする方法━反応だけが餌の不可視賤民 ガン無視で窒息→自ら反応し始める 最後は己の屎を貪りながら狂い死に
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(※Stylus利用時の適用先に"https://ch.nicovideo.jp/magosaki/"追加)