A-1:事実関係1、日経「トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩委員長は28日、ベトナムの首都ハノイで2日間の会談を終えた。トランプ氏は北朝鮮による非核化の取り組みが不十分と判断し、北朝鮮が求めた制裁の完全な解除を拒否した。両首脳による合意文書の発表は見送りとなったが、協議はこれからも続ける。
A-2:事実関係2:米朝首脳会談、合意見送り 準備不足の稚拙なトップ外交(朝日)
首脳会談は、北朝鮮の非核化をめぐって溝が埋まらず、合意文書の署名を見送った。トランプ氏は会談後の記者会見で、正恩氏が核爆弾の原料をつくれる寧辺(ヨンビョン)核施設の廃棄の見返りに、経済制裁の全面解除を求めたことは受け入れられないとし、「(交渉の)席を立たざるを得なかった」と語った。
A-3:米朝首脳会談、事実上の決裂「何も合意達せず」(読売)
A-4: NYT「トランプ・金正恩会談は経済制裁巡り崩れる(T
コメント
コメントを書く自国の税金を使い、他国の政府までも巻き込んだ、一人芝居。このままでは、金も文も踊らされただけで終わってしまうことにならないか。でも、彼らは自分の姿に酔うことが好きな、素人役者だから、大舞台に上がったと思っただけで満足しており、恨みはないだろう。
トランプ大統領は、北朝鮮の非核化プログラムを一気に前進させる必要性はないといっていた。
トランプ大統領主導で北朝鮮、韓国が同意した段階的非核化の方向性が、民主党のペロシ下院議長のコーエン氏米下院公聴会開催によって瓦解した。
北朝鮮と韓国を巻き込んだトランプ大統領の戦略を遂行できなくなった。共和党の支持が政権存立の前提条件に代わり、トランプ大統領が手足をもぎ取られた状況と理解できる。
韓国の文大統領は、米国と北の休戦協定、南北の鉄道や道路の整備、開城工業特別地区の生産再開が進まないわけである。経済の低調、若者の失業率問題があり、支持率低下の中で、非常に厳しい状況に置かれるのではないか。北との問題が硬直化して、対立化している日本との友好関係が不可欠になるのではないか。
昨日のトランプとポンペオの記者会見の態度はガンベルトを腰に巻き付けた西部劇のならずもののそれだったですね。日本の星条旗ファシストの皆様にはさぞかし頼もしく映っているのでしょうかね。次は戦争だと勇み切るガキのコメントも散見されるし恐ろしいことです。
トランプとポンペオには戦略も無いし戦術も無い。勿論、理念も倫理も何も無いのですよ。17世紀のスペインのピサロの強欲丸出しの男たちです。昨日はトランプとポンペオは自ら無能力、無資格を露呈していました。おまけに嘘までついて。
北朝鮮はトランプとポンペオから何も得るものは無いと知るべきです。この二人は米国の事実上の禁治産者ですぞ。従って、彼らは交渉相手にはなりえないということ。更に、言わせて貰えば、米国は既に無政府状態に突入しているのです。しかも、トランプの朋友であるウルトラライトユダヤの寵児ネタニアフが汚職で捕まるというのだから、まるで珍事、見過ごすわけにはいきません。米国は自ら侵略して主権を潰したアフガニスタン、リビア、ウクライナみたいに自らの主権が溶解しちまった状態に突入したと言えましょう。ただ、米国のウオール街だけは元気だから、この国に貼るレッテルとしてはアナルコキャピタリズムがぴったりとくる。
北朝鮮がやるべきことは中国とロシアと韓国に非核化のロードマップを提示し了承を得ること。そして経済相互扶助の枠組みを作り、米国、日本抜きのブロック経済構築に取り組むべきです。それ以外には残念ながら東アジアの平和で健全な未来の到来はありません。
>>6
別に落胆はしてませんね。米国の戦争屋は元来半島の平和を望んでいませんから。トランプはそういう米国の暗い闇を知らないから思い付きで、安倍さんみたいに動いているけど、とても残念だけど米国の暗い闇の手で首をちょん切られるでしょう。そう粛清。粛清は本来は米国の得意技。覚えときなさい。
金正恩体制維持の力の源泉は、「核兵器」であり、「核兵器」を廃棄することは、金正恩体制の崩壊を意味する。段階的であろうが、「核兵器」廃棄は、同じ意味合いをなすこと当たり前のことである。
トランプ大統領は銭勘定亡者の論理で、記者会見でも、韓国米軍基地に費やされる軍事費削減の話に及んでいた。トランプ大統領は、権力が経済力と軍事力であり、どちらが欠けても権力の維持ができないことを理解できていない。トランプ大統領は、基本的素養として、政治力の養成ができていない、外交力の養成ができていないため、国家的損益勘定で生きている本物政治家に対峙できないことが露呈してしまった。
留守の間に、米下院で公聴会が行われることが分かっていれば、のこのこベトナムに出かけることもなかった。出かけたということは、民主党は当然のことながら、共和党にトランプ大統領を蹴落とそうとする政治家が多くなっていることの証である。だれも公聴会開催のことを話しなかったということでしょう。ついに裸の王様になってしまった。