A: 独、米のホルムズ海峡有志連合に不参加 「軍事解決ない」=外相(31日 ロイター)
31日 ロイター
マース外相は「米国が提唱し、計画している取り組みにドイツは参加しない」と表明。同
地域の状況は極めて深刻で、すべての対応は事態の悪化を防ぐ方向で実施される必要があ
ると指摘。「軍事的な解決はない」と述べた。
これに先立ち独政府報道官は、米国の有志連合への参加を表明していないと明らかにし
ていた。
駐ドイツ米国大使館は30日、フランスや英国とともにドイツも有志連合に参加するよ
う正式に要請したと明かした。
独政府の報道官は閣議後、「政府は米国の提案に慎重で、参加についてはまだ表明してい
ない」と指摘。さらに、ドイツは外交的な手法でイランとの緊張緩和を目指しているとし、「米国主導の有志連合への参加によって、それが困難になる可能性がある」と述べた。
クランプカレンバウアー新国防相も
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ブッシュのイラク戦争もその息子のイラク戦争も嘘にまみれた汚い戦争だった。これらの戦争に関しては私は新聞とテレビだけの報道を信じる阿保丸出しの人間だったから、「フセインはけしからん」と思っていた。今はその不勉強を大いに反省している。
トランプのイラン政策はイラク戦争と同じスタイルに従うものだから、どんな馬鹿にもトランプに正義が無いことくらいは分かる筈だ。しかし、そうならないのが西側社会の常識だから困る。その中でドイツ外相の「不参加表明」は当然のことだが勇気が要る発言と言えよう。にも拘わらず、朝日新聞はべた記事扱い。朝日はCIAからそのようにしろと命令されているのだろうというのが私の感じだ。
ここで気になるのは天野事務局長の不思議な死だ。「イランは核合意に違反している」と言うのがトランプの主張。その主張が正しいかどうかを天野氏に尋ねたいところだが、残念ながらもう出来ない。トランプやイスラエルにとって言葉は悪いが実に好都合。イラン筋は米とイスラエルが暗殺したと言っている。この事情だから、イランは言いたくなろう。だって、アナン事務総長がイラク戦争に反対してそれが理由で馘首されたではないか。米国にはそういう前科があるから、疑いを吹っ切ることは出来ない。
安倍氏はこの場をどう凌ぐのだろう。ゴルフ接待、炉端焼き、極上の接待、これ努めたではないか。ところがトランプは安倍氏に失礼ばかりしている。ここは一国の宰相として仕返しすべきだ。ドイツに倣って、「有志連合は嫌だ」みたいな発言すれば、晋三君に対する私の評点は一気に上がるのだが。
ドイツ電力発電のエネルギー源の産出国を調べてみた。
1.石炭 旧ソ連、米国、コロンビアなど
2.褐炭 ドイツ産出量世界第1位 90%が国内の発電発電量の23%。但し、CO2排出量が多い。
3.石油 ロシア(35.8%)、ノルウエー(13.6%)、英国(10.9%)、OPEC(18.9%)
4.天然ガス ロシア、ノルウエー、オランダから陸上パイプラインで輸入
中東石油依存度が極めて低い。安易にドイツと日本を比較するのはに適当ではない。中東依存度が高い国が考えるべきことではないか。
>>2
有志連合の真の目的は核合意違反のイランを有志連合で叩こうということですよ。石油の依存度との関係は希薄です。西側の新聞だけを読んでるとそういう風に表面的なことを言うことになるのでしょうね。