A:事実関係:米、日本に農産品購入要求 対中輸出減の穴埋めか(共同通信社)
トランプ米大統領が安倍首相に対し、米農産品の巨額購入を直接要求していたことが13日、分かった。対中国輸出が貿易摩擦で減少しており、穴埋めを求めた形。これまでの会談でトランプ氏は大豆や小麦など具体的な品目を挙げたとされ、米政権は対日貿易赤字の削減を目指して進めている日米貿易交渉の枠組みとは別に購入を迫っているという。日米両政府の関係者が明らかにした。
貿易交渉への悪影響を警戒する日本政府は本格的に対応を検討。具体策は固まっていないが、アフリカ食料支援の枠組みを活用し、輸送費を含め数億ドル(数百億円)規模で購入する案が政府内で浮上している。
B:評価
・トランプ大統領は、5月26日次のツイートを行った。
コメント
コメントを書くユニセフ、UNHCR,国境なき医師団など国際的支援団体に、毎年僅かな金額であるが寄付をしています。
いつも、特にアフリカで食料不足で飢餓の状態にある子供たちの現状を見るたびに、貧困はすべての人間的な営みが破壊されており、ただ、その日その日をどのように食料を確保するかが、生きる上での最重要時になるのを否定できない。
今回の政府の食糧支援検討は邪道といえば邪道であるが、今食料を求めている人がいれば、支援する日本政府の行動は間違いではないし、米国の輸出減の穴埋めという人権無視の発想こそが批判されるべきでしょう。動機が不純でも、無償の食糧支援によってアフリカの多くの人たちの命を救うと考えたら、邪道で何が問題なのかと問いたい。
中国攻めを表に出すトランプは安倍氏、安倍氏のお友達、安倍ファンにとって頼もしい同志ですから、彼らは可愛いいトランプの申し出はは何でも受け入れるでしょう。確かに、孫崎先生がおっしゃるように問題ですが、この政権が続くかトランプが二選で落選するかするまで続くと思います。日本国全体が安倍ファシズム体制下にあるわけですから正道に戻るの大変難儀なことだと思います。
米国の政情をよくよく見れば、米国の支配層はトランプに見切りを付けているようだ。その理由は、トランプの中国攻めの結果、最大の食糧顧客の中国を失うことを意味し、元々抱え込んでいる米国の財政をドル金融パニックが苦境に追い込む構造の解決を難しくするからだ。
安倍氏たちはそのようなトランプの苦境を知らない。
続く
>>2
私が何故ブラジルの勝ちぐみと負けぐみの悲惨なバトルを引き合いに出したかと言えば、安倍氏たちが勝ちぐみと同じ頭の構造を持って居るからです。
ブラジルの勝ぐみは神国日本の大本営発表を信じて居た。トランプ政権とそれに与するメデイアの報道だけを信じる安倍氏たちの姿はブラジルの勝ぐみと同じです。
トランプは突然中国製品に高関税を課した。安倍ファンは狂喜した。まるで、それはパールハーバーのサプライズアタックですね。孫崎先生の今日の農産品の話は安倍ファンは聞きたくない。中国の苦境を孫崎先生の口から聞きたい、でしょう。きっと。トランプは兵糧攻めで中国を降伏させられると思うに違いない。安倍ファンもね。怖いですね。しかし、南米諸国が中国への供給で潤うはずです。第二次大戦は南米諸国を大いに潤した。戦後は鳴かず飛ばず。南米諸国はトランプ様様。中国と言う最大の顧客を得るわけだから。
トランプにとって農産品のはけ口は深刻。それだけではない。米国が元々抱えている矛盾だらけのドル準備通貨体制に大きな亀裂が発生しているのだ。米国は国家ぐるみでドル暴落を防ぐために金のカラ売りを大々的に展開して来た。それを好機到来とて中国を始め西欧諸国は金準備を増やして来た。結果、空売りのやり過ぎで金価格の管理が行き詰まり、金の暴騰を引き起こした。残る手は、高金利政策。そうなると失業者が街にあふれ、トランプはその責任をとらされる。
そういうことは安倍ファンは知らないだろうな。パールハーバー後間もなく、日本軍はガダルカナルで玉砕。その時、勝負は決まったのだが、もうトランプは敗北している。米国経済が破綻するからだ。
少し、勉強すれば分かることだが、安倍氏たちは反日化する韓国に目を奪われ、親分が斃れるのは目に入らないだろう。可哀想なことだ。同情せざるを得ない。
>>1
孫崎先生はアフリカ諸国への食糧援助そのものを邪道だとは言ってません。今日の孫崎先生の趣旨は米国の中国へのサプライズアタックが計算違いでとんでもない乱反射を引き起こし、そのしりぬぐいを安倍氏に要求する笑うに笑えないトランプの戦争下手(これはこれで結構なことだが、私は戦争を肯定してる訳では無いこと誤解なきよう)は如何なものかということです。
一つ、言っておきますが、アフリカ諸国のまともな人たちは中国の資本主義が良いと観ています。日本の新聞は取り上げません。勿論、3kなんか書こうともしませんが。彼らは米国の強欲極まりなく且つ乱暴至極の資本主義を邪道と考えております。
もう一つ加えたい。アフリカの貧困を金持ちの慈悲では解決できないことです。社会主義的な枠組みは不可欠です。そういう枠組み構築には中國が適任です。そういう中国をトランプが攻撃する。アフリカの貧困を考えただけでも、間違っていると私は思います。貴兄の文章見てふっとそう考えざるを得なくなりました。
やはり、あれですか。米国の悪口は聞きたくないですか?CHANGEさん。
米の対中国輸出が貿易摩擦で減少。それで日本はその穴埋めをしてあげるんだと。あきれて言葉もない。いったい誰の好意でその様な米国の要求を安易に受け入れるのか。米国の対中輸出が減少したのは誰の責任か。日本か?中国か?アメリカか?誰が思慮を欠いた無謀な関税合戦を始めたのか?アメリカのトランプだろう。なぜ日本がその尻拭いをしなければならないのか。安部首相とゴルフ仲間だからか?冗談じゃない。国の特別予算=国民の税金だろうが、消費増税分か?
無償の食糧支援によってアフリカの多くの人たちの命を救う?ODAや国連を通じた支援や篤志家の個人的な寄付等とは話が違うだろう。さすがに「動機が不純」とはお目出たいChangeさんもよく言ったもの。動機が不純なのじゃなくて単に押し付けられただけだろう。いったい安倍政権は誰のために政治をやっているのか。