上皇陛下は平成一三年「お誕生日に際し」てのお言葉において、次のような発言をされている。
〈韓国から移住した人々や,招へいされた人々によって,様々な文化や技術が伝えられました。宮内庁楽部の楽師の中には,当時の移住者の子孫で,代々楽師を務め,今も折々に雅楽を演奏している人があります。こうした文化や技術が,日本の人々の熱意と韓国の人々の友好的態度によって日本にもたらされたことは、幸いなことだったと思います。日本のその後の発展に、大きく寄与したことと思っています。。自身としては、桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると、続日本紀に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています。
武寧王は日本との関係が深く、この時以来、日本に五経博士が代々招聘されるようになりました。また,武寧王の子、聖明王は,日本に仏教を伝えたことで知られております。〉
今日の日韓関係がいかなるものであるかということと、歴
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嫌韓とは思わないが、面白おかしくした韓国のことで日本の電波はあふれている。
チョ氏の記者会見、聴聞会報道など、日本の政治家より細かく報道し、解説者が様々に説明している。安倍政権を責めるより、韓国を話題にする方が支持率が上がるのでしょう。困ったものです。
こんな時に、釜山とソウル両都市で戦犯企業とは言え不買を決議してしまった。言動の「言」はともかくとして,「動」が一致すると、「業」=「怨念」に直結するわけであり、上皇様の言葉を持ち出してもむなしくなる。孫崎さんの現在的捉え方に疑問を抱く。
韓国の激情を抑えることの方が大切ではないか。韓国が激情すれば、面白おかしく日本のマスコミは取り上げる。お茶の間の話題として視聴率が上がるのです。日本のマスコミの特質は知っておられると思うのですが。
天皇家の先祖が朝鮮に発することを知っている学者は
いなかったのかな。
日本人のほとんどはそんなこと聞いたことはなく、
教科書にも載ってなかった。
それに触れることが学者の間でもタブーなのなら
日本の学者などが中国・韓国の学者と協力したところで
何になるだろう。
日本人はそんな話を聞きたくないし、当然話したくもない。
上に書いた方は、上皇さまの言葉を持ち出してもむなしくなる、
とだけ書いて今日の重大テーマからはそれている。
孫崎さん、成功するためのコツをお教えしましょう。
自分の言いたいことなどはいうな。
相手の聞きたがることをいえ。
そのうちに言いたいことなどなく、相手の聞きたがることを
自然に言えるように自分を鍛えろ。
成功する人はみんなそれをやってます。
講演会で稼ぎまくっているのはそういう人です。
天皇家の出自と朝鮮との関わりなんて日本人の
一番聞きたくない話をした人がいますか。
成功した人の中で。
ただし「成功するためのコツ」をみながやってしまうと
国が滅びますが。
わたしはこの度の韓国制裁は、シミュレートを安倍に促された
官僚が安倍の一番聞きたい話をこしらえて、安倍の喜びそうな
シナリオだけを話して始まったのでは、と思います。
「成功するためのコツ」は、じつはわたしなりに
橋下徹を研究していて、達した結論です。
パテントなどありませんから、皆さんご自由に。
ただし、人生が退屈になっても知りませんから自己責任で。
権力が国民を惹きつける方法はいくつもある。手っ取り早いのは、「恐怖」を使うことだ。戦前、日本の国民は全員「赤」と言われないように涙が出るほど気を付けて居た。
ヒットラーも東条もその「恐怖」を使った。ヒットラーはそれにもう一つ「ユダヤ人蔑視」を使った。ドイツ人はそれに狂喜しヒットラーを支持し、ソ連侵略を電撃的に始めた。これは20世紀半ばまでの歴史。
安倍政権が嫌韓を政治キャンペーンに使ったのは決定的な失敗に発展しよう。21世紀は20世紀とは違う。韓国人をやり玉に挙げて日本国民を扇動することはヒットラー流の最も古式なやり方で、侵略戦争が時代精神だった20世紀では一定の意味があっただろうが、今は21世紀。世界中の眼は安倍政権を許さないだろう。世界で許すのは唯一人孤立して寂しいトランプだけ。
自民党はポスト安倍を実施する時期にさしかかった。オリンピックが迫ってやりにくかろうが、日本の評判を落とすのは自民党にとっても得策ではなかろう。お隣の中国は評判を落とすのは得策で無いと考え、CIAの陰謀に負けるのは癪だろうけど香港で譲歩している。それを自民党は見習うべきだ。
日本人の多くが、先祖をたどれば、先祖のなかの少なくともひとりはどこかで朝鮮半島にいきつくだろう。しかし、その朝鮮半島のヒトビトは、現在の韓国人とは、人種(※)も文化も言語も異なる。学校で習う知識をもとに普通に考えて、こういう認識を持っている日本人は多いのではないか。だからといって、現在の韓国という国とのゆかりを感じている日本人はあまり多くはあるまい。あるとしても、タンザニアとのゆかり程度ではないか。タンザニアは人類発祥の地だという。
上皇はこの「ゆかり」発言以外にも、譲位前の2017年には私的旅行で高麗神社を訪れている。そこには日韓友好という明確なメッセージがみえる。皇室らしい気の使い方だとおもう。しかし、2017年段階と比べても、韓国もかわった。この段階では上皇も沈黙するしかないのではないか。
「日本の古代史の研究には、中国・韓国の学者との協力は不可欠である」という孫崎さんの主張は、どうだろうか。好太王碑の碑文改竄説は、韓国人学者のイデオロギー的な主張であったし、最近では前方後円墳問題がある。
知らない人のために簡単にいうと、韓国で前方後円墳が見つかるというものだ。しかも、日本のものよりも古いものはなく、さらに副葬品のなかに、半島ではとれないヒスイが見つかったという。それ以上は興味があれば調べてほしい。ほんとかどうか知らないが、韓国人は埋め戻したというウワサすらある。
中国はともかく、韓国人学者(もちろん人によるとはいえ)と古代史の研究をするのは、同時に厄介な問題をしょいこむことにもなりかねないのだ。
※ 「人種」は斉一的な集団を思い浮かべやすいし、「民族」は多義的なことばで、この場合も文脈的に「民族」でかまわないが、ここで「民族」というと発狂するような人もいることも想像して、あえて「人種」という。