何故南北は38度線で分断されているか。 今日、朝鮮半島は38度線で分断されている。私達はこれに何の疑問も持たない。 だが、世界史歴史地図をご覧になってみていただきたい。歴史上、朝鮮半島で38度線で国の境界があったことは一度もない。
あるいは日本地図で、東京・神奈川、東京・山梨、山梨・埼玉、山梨・長野、長野・群馬、群馬・新潟の県境を見ていただくといい。直線なんぞない。自然の山や川が境界だ。
朝鮮半島も同じだ。38度線を越え、川が流れ、山々は連なる。
何故、38度線が出来たのであろう。そして、どの様な経緯で出来たのであろう。
私は『朝鮮戦争の正体』を書いたが、何故、朝鮮戦争が起こったかというのを学ぶうちに、38度線の形成と関わっていることがわかった。
日本は1945年前韓国を併合した。当然朝鮮半島を全体としてである。 第二次大戦が終わり、日本が降伏した。しかし、多くの日本人がまだ朝鮮
コメント
コメントを書く例えば英国がインド支配を放棄する際、ワザとインドとパキスタンに割ったのと同じ手法(分断統治)が朝鮮半島でも採られていた━そう解釈しました。
> でも「朝鮮人民共和国」は認められなかった。誰が認めなかったのか。米国です。
北方領土の係争を2島返還で終結させようとした日本政府を「そうはさせじ」と恫喝してきたダレスの行動原理と同じだ。
日ソが仲良くなって米国に歯向かうようになってはマズい━それだけだ。
要するに米国は「遠交近攻」ならぬ「近交遠攻」を阻止する戦略を世界中で執拗に実践し続けてきた。
今後も近隣国同士が友好を深め、結束して「遠攻」即ち、米国に対抗するようになることを米国は許さないだろう。
従って、真っ当な者は誰もが日韓関係の改善を望んでいるだろうが、この当たり前のことが如何に難しいかと改めて思う。
米国はあの手この手で日韓分断の手を緩めないからだ。そこでも大きな役割を果たしていそうなのが恐らくは統一教会etc.の北朝鮮に起源があるカルト教団だ。この「反社」組織が今尚 日本社会に堂々と居座り続けるのは、安倍が首相の座に居座り続けるのと同様に全く解せない。
しかし、米国にしてもイスラエル・ロビーに牛耳られているのは周知の事実であり、つまりはマイノリティーに支配されている。潤沢な資金etc.でサンダースを引き摺り下ろし、バイデンを勝たせてしまうこの勢力が、統一教会とリンクしているのもよく聞かれることだ。結局、イスラエル・ロビーの代理人、統一教会という北朝鮮由来のマイノリティー、「北朝鮮ロビー」に日本は牛耳られていると捉えるのが一番しっくりくる。
安倍晋三氏が軍国主義復活を企むのに同調する安倍ファンは、北朝鮮が38度線を越えて一方的に侵略してきたのが朝鮮戦争の発端だとする米国が作り上げた神話を今も固く信じている。
孫崎先生がおっしゃるように金日成も李承晩も朝鮮では外来種。朝鮮半島は植民地時代の後半、抗日人民委員会が半島全部にくまなく存立しており、人民レベルでは受け皿は抗日人民委員会だと人民の大半は意識していたらしい。この際、誤解を招かないように注意しなくちゃいけないことはこの人民委員会はマルクス主義に従うものではなく、朝鮮民族の利益に根ざすもの。民族独立主義と言うべきものらしい。後に米軍は彼らを赤だと断じ虐殺している。済州島の米軍による弾圧は凄惨を極めている。
そのような朝鮮だから、外来種の二人の怪物は歓迎されなかったでしょうね。狂信的な反共の李承晩とスターリンに起用された満州ゲリラの金日成。戦後復興に忙しいソ連を頼みにする金日成と一気に世界制覇を狙うほど元気もりもりの米国をバックにした李承晩。鼻息が荒かったに違いない。そして、そのバックに好戦的なダレスですよ。内乱がみるみる拡大するのは必然だったと私は考えてます。
ラスク自叙伝によると、ラスクとボーンスティールの二人は、米国が日本を占領する前に、ソ連が朝鮮半島を南下占領してしまう恐れがあり、どこに境界線を敷くか苦慮した。首都ソウルは外せず、そばに38度線があり上司に提案したところすんなり通り、ソ連も同意した。
戦争末期の日本の植民地時代38度線より北側は関東軍司令部の監督下にあり、南側は朝鮮軍司令部指揮下にあった。半島をソ連軍が南下時関東軍と戦い北側を占領した。朝鮮半島の分断は、たまたま日本軍の担当していた地域が分かれていたことが遠因となっているのかもしれない。孫崎さんはこのブロブでは触れていないが、7月刊行されたら手配してみる。
>>4
遠因となっている。なるほど。そういうところに貴殿は関心ありますか?ソ連のスターリンと米国のトルーマンが事前に合意したのが38度線だった、約半分、それだけのことじゃないですか?
以前、矢部宏治著『 知ってはいけない──隠された日本支配の構造 』を読んで思った事ですが、
この本の結論として今の日本は『朝鮮戦争継続レジーム』の延長上にあるということでした。
日本は軍事的には米軍の戦争継続の占領下に置かれた半独立国とのことでした日韓の軍事的最高権力者は米軍太平洋司令長官で行政は総理大臣・大統領で司法は検事総長ですかね。
以前新聞の記事で米軍太平洋司令長官に日系人のハリー・ハリス氏が就任したとあり、正確に覚えてないがこの地域の最高権力者になったか記述されていたような記事がありました。
米軍太平洋司令長官が最高権力者とは何故なのか?と思ったがこの本で納得しました。
矢部氏はこの体制を国務省顧問のダレスの辣腕で作り上げたとダレスを仕事が出来る男と評価されています。
でも自分は余りにも朝鮮戦争勃発に合わせて手際が良すぎるように行った事と勃発の2日前の23日のマッカーサーメモ「日本全土を米軍の潜在的基地にする」との存在で朝鮮戦争陰謀論を強く感じました。
矢部氏はこの本で陰謀論まで述べるのは本来の主旨でないと避けられたと推測されます。
何年か前、朝鮮戦争は陰謀だったと韓国の上級官僚なる人ほど思っているとの記事を新聞だったか、何かで読んだ記憶があります。
松本清張著『日本の黒い霧』に「陰謀朝鮮戦争」と題する項目があります。
1950年1月 12日,朝鮮戦争勃発の半年前にワシントン D.C.のプレスクラブで ディーン・アチソン国務長官がアメリカの防衛線はアリューシャンから日本を通ってフィリピンにいたる線であると規定した演説し、
金日成が朝鮮半島が含まれて無いこと知り、スターリンの後押しもあり、朝鮮戦争が誘発されたとの陰謀論があります。
スターリンが戦争の後押しをしたのも彼が国際金融勢力と繋がっていたとかの説もあるので陰謀論を更に強めています。
自分は、矢部氏の著書のマッカーサーメモの存在で陰謀論を更に強めました。
朝鮮戦争は米国軍部の日本と韓国占領継続と米国軍産複合体の特需の為に行われた陰謀たったのではというのが今の自分の説です。
朝鮮半島には第二次大戦で投下された爆弾より多くの爆弾が投下され500-600万人が亡くなり、日本統治で整備されたインフラは壊滅し韓国人の米軍への怨嗟は酷かったらしいですが、米軍はそれを反日プロパガンダで消し去っています。
陰謀論で捉えれば副総理だった金丸信氏が訪朝の後、東京地検特捜部に佐川急便事件で捕まり、細川内閣の官房長官だった武村正義氏が北朝鮮に近いということで失脚したのも、拉致問題が解決しないのも、
何故が北朝鮮の金正恩が無謀にもミサイルを飛ばすのも辻褄が合います。
また田中角栄が日中国交正常化の後、東京地検特捜部に逮捕されたのも、小沢一郎氏が中国へ国会議員など300人を連れて行った後、失脚されたのも、鳩山由紀夫元首相が普天間基地問題と東アジア共同体を唱えて後に失脚したのも。
鈴木宗男氏がロシア外交を主導した事から失脚したのも陰謀論で捉えれば検察が米軍に忖度して独自外交をする政治家を潰してきたと理解出来ます。
日本が中国、北朝鮮、ロシアと友好関係を築けば、極東に軍縮をもたらします。貧困層へその分の金を廻せます。
経済・文化・観光などで友好関係を密に築けば、軍縮で米軍の韓国や日本への駐留の意味が無くなります。日韓への軍事占領の意味が無くなります。
米国軍部はこれを一番恐れていると陰謀論で捉えれば不可解な事柄が何故か全て氷塊します。
今後、極東を経済・文化相互依存で戦争出来ない関係にすれば極東で非核化を進められます。
日米安保は、中国の一部暴走分子に備え米軍の常時駐留無き安保が最も現実的と思われます。
日中の国民がせっかく商売が上手くいっているのに戦争とか馬鹿な発言は止めてくれという形が一番望ましい極東の状況と思います。
鳩山元首相が東アジア共同体を唱えたのは、今でも間違い無かったと思います。自分なり勉強した結論です。
この話と異なるが、韓国は受難はを受けているが、どちらも難しい問題を含んでいる。
①元慰安婦が内実を暴露して、韓国が揺れている。「反日」を標榜して共に戦っていた時代は良かったが、前理事長が直近の募金4億円と韓国政府から1億円の補助金を得ていたが、支援に使ったのは18%、残りは前理事長が個人的に猫糞したというのである。「反日」はおかねのために活動した事実を明確化した。
②中国の「国家安定法」を巡って、米国と中国のはざまで揺れている。大体安全保障に絡む国々との付き合いで、経済的ウインウイン関係を築くのは難しい。お金に眼がくらみ、安全保障をないがしろにするとこのようになる。米中の対立が抜き差しならぬ状況になることは明白であり、日本もお調子者をしていると、韓国同様にひどい目になる。大国は非情であることを再認識すべきでしょう。