自民党は民主主義を目指す政党なのか
世界の政党の歴史を見ると、しばしば政党の名と実態とが逆のことがある。ナチス・ドイツ時代、ヒトラーの指導した政党は「国家社会主義ドイツ労働者党」だった。だが社会主義と労働者擁護とはほど遠い。日本に「自由民主党」と称する政党がある。政権党である。この政党も又、「自由」と「民主(主義)」を真に追及しているのかと疑問に思う。
今、日本ではコロナ感染対策が極めて重要である。コロナ感染対策は難しい。一方で、ソーシャル・ディスタンスを求め感染拡大を抑制する要請がある。他方、出来るだけ経済社会活動を平常通り運営し、経済悪化をもたらさないという要請がある。この二つをどのように調和を取るかには、最大の英知と討議が必要である。
こうした中、国民は国会で活発な論議が行われることを望んでいる。3日TBSニュースは「最新のJNNの世論調査で80%が臨時国会の早期召集を求
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>>7
「自民党は悪く無い。国会が、野党が悪い」と言わんばかりですね。
今までも韓国や中国からコロナ科学と技術を学んで、自分らの裁量で沢山、いやいくらでもやれることがあったのに、何を血迷ったか、安倍さんは似非専門家と一緒になって、今や、コロナに関しては何もしないことに決めたんです。そんなことも知らないでよく言いますね。
CHANGEさん、東条さんを知ってますよね。雲行きが怪しくなって、途中で権力を放り投げた。安倍さん、もうじき、コロナに屈して権力を投げ出すんじゃないかな。
最近の自民党員にはらしき正義も無いし、ガッツも無い。嘆かわしいことだ。
憲法53条の規定には、何日以内に国会を開けという限定がありません。召集しろとすら書いていない。「内閣は、その召集を決定しなければならない」と書いてあるだけです。そして現に内閣は召集を決定するものとおもわれます(10月に開くといっている)。つまり憲法の文言上、いまの政府の態度は明白に違憲とまではいえないということがまず言えます。
参考に、憲法54条をみると、衆議院が解散されたときは総選挙の日から30日以内に国会を召集、という意味のことが書いてあります。また、国会法は、衆院の任期満了による総選挙が行われた場合は任期が始まる日から30日以内に臨時会を招集しなければならない云々と規定しています。このように、憲法も国会法も、場合によっては、何日以内に開けという限定をつけています。
これと対比しつつ53条をふたたび見直すと、何日以内という限定をつけていないばかりか、召集しろとも書いてない。召集を決定しろと書いてあるだけであり、総合的に見て、政府の態度に違憲との問題はやはりないといえましょう。ただし、実際に召集するのがずっと先では、53条の文言に直接違反しなくても、政府へ民主的コントロールをしようという53条の趣旨に反するので問題があります
そこで、召集までの合理的期間が問題になるわけですが、明確な基準がない以上、最終的に国民が投票箱で決めるしかないわけです(内閣には政治的責任があるのみということ)。
今回の孫崎さんの文章では、違憲ということばが避けられていて、民主主義ということばが前にでてきてきますが、その背景にあるのはこういう事情です。
そうなると、有権者ひとりひとりの考え次第ですが、わたし自身はいま国会をひらいても、野党はまたモリカケをくりかえすだけで、もちろんモリカケでもなにか大きな新展開があればやればいいとおもいますが、それもなさそうであり、近いといわれている解散総選挙への野党政治家のパフォーマンスの場になるだけだろうとおもいます。また、官僚には今後の緊急事態法制や米中対立対策についての大きな方針を議論して、10月の国会に内閣から提出してもらいたいので、モリカケでその邪魔をしてほしくはないですね(くりかえしますが、モリカケでも大きな新展開があれば別)。
今回の孫崎さんの文章では、違憲ということばが避けられていて
というのは、
今回の孫崎さんの文章では、前回のこの件についてのご投稿のときにはあった違憲ということばが避けられていて
という意味です。
自民党は政党じゃないね。この組織はナオミクラインが使いだした「コーポラテイムズ」という会社と考えた方が分かりやすい。この用語が分らない人は彼女の著作のショックドクトリンをお読みになると分かる。
今の日本の政治風土を観察していると、日本共産党までもこの「コーポラテイズム」という会社に賛助したがっているからあきれる。
であれば、せめてもの、中国との戦争(経済戦争も含めて)が採算に合わないことくらいは自民党も含めて全議員は理解して欲しいね。
まあですから、「民主主義」というのは、野党側の「最後の砦」なわけですね。もっとも、それなら国民の支持をもっととりつけるような活動をしろよと私見では言いたくなりますが。
世界的に見ても、歴史的に見ても、民主主義というのは、その時点での野党的勢力が好んだり取り入れたりしてきた概念であり、ま、それが常識ですね。
ただ、いったんそれが制度化されれば、与党的勢力もめんどくさくても無視はできなくなる。制度の中で争うようになる。この点を、殺してしまえの独裁国家と比較して、どう考えるかということです。
>>12
そんな単純なものじゃないね。
中国の共産党独裁はアングロサクソンと大和民族の共同侵略に打ち勝つための中国民族の最終的な選択ですよ。アングロサクソンと大和民族の共同謀議の可能性が存在する限り中国共産党はしっかりレゾンデートルを与えられるのです。
はいはい。寝言は寝てるときいってね。中国民族ってなに?
ショックドクトリンは、2011年の震災のあと、ニコ生で、デモクラシーナウの解説番組やってたのをみてたから、承知してますよ。たしかナオミ・クライン本人も出演してたな。本は読んだことないけど。
そのとき思ったのは、別にフリードマンやナオミ・クラインの議論や観察をどうこうではなく、日本の現実としては、「ショック」がおきたほうが、「野党勢力、反権力的勢力が」盛り上がるのになあ、ということです。反原発運動なんか典型的にそれで、あなたも頭数のひとりとして一回くらいデモに参加して、とってもスッとしたんでしょ。
最近の反原発運動は落ち目だし、ここらでいっぱつ「ショック」があったほうが、反権力にとって、都合がいいんじゃないの? 笑
>>14
笑、ですか。
オウム真理教だっけか。
毒ガス攻撃受けてると騒いでいたが、自分がやってたというオチ 笑い
>>8
「安倍さん、もうじき、コロナに屈して権力を投げ出すんじゃないかな」に関連してですが、現在、安倍首相は「コロナに屈した」というよりも病気のために明日入院して、その後は麻生氏と想定されているというウワサが公然と流れていますね。麻生氏は副総理ですから順当といえば順当ですが、そうなると、実質的に総理がかわるのだから、臨時国会開催要求には道理がでてきます。念のため書いておきます。