米GDP4-6月確定、前期比年率31.4%減-娯楽業界が最悪(ブルムバーグ、101日)

・新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)をきっかけとしたリセッション(景気後退)、それに伴う米事業活動の広範な停止が4-6月(第2四半期)に米経済のほぼ全業界を圧迫。特にレストランやホテル、娯楽ビジネスは最悪の状態。
キーポイント:4-6月の実質国内総生産(GDP)確定値は前期比年率31.4%減少、1-3月(第1四半期)は5%減、4-6月は22業界のうち20業界がマイナス寄与

芸術やエンターテインメント、娯楽、宿泊施設、食品サービスの項目は年率で91.5%減。合わせて約6.6ポイントのマイナス寄与。新型コロナウイルス感染症(COVID19)および感染防止策の影響で、米経済活動は少なくとも1940年代以来の深刻な縮小。一方、小売売上高や住宅は改善しており、コロナ流行以前の水準を上回っている。7-