原発設置の許可において。極めて重要なのは設置場所の、耐震設計の目安となる揺れ(基準地震動)の評価。この基準値に耐える設計でなければ、地震時、原発に故障が出て、大被害を出す可能性がある。ここで、どの様な基準を出すかが極めて重要である。この数字が「基準地震動」と呼ばれる。従来より、関西電力が大飯原発34号機(福井県おおい町)に関して提示している基準は低すぎるとの論議がなされてきている。
(下記数字については要チェック)
 地震とガル(ガル(Gal)とは加速度の単位であり、地震の揺れによる加速度を表す単位としても用いる。)
2016年熊本地震の本震は、震度7を観測、熊本県益城町で最大加速度1,580ガル
・新潟県中越地震 1,722ガル・
 これに対して、大飯原発:最大加速度が 856 ガル。断層がある地域は想定ガルが高くなる。歴史的にこの地域は福井大地震があり、地震とは無縁でない。大飯原発に関しては