A:事実関係「日米、尖閣に安保適用明記へ 首脳会談で共同文書作成。 共同通信社03/26)
日米両政府は、4月上旬に予定する日米首脳会談で共同文書を作成する方針を固めた。東・南シナ海で影響力を強める中国を念頭に、沖縄県・尖閣諸島が米国による防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用対象だと明記する方向で最終調整している。政府関係者が26日、明らかにした。
B「米軍は尖閣諸島で日本の為に戦わない」(再掲)
「繰り返すが、尖閣が安保条約の対象と米軍が出ることとうあ同じでない。約束は憲法に従い行動。だが米国憲法では戦争権限は議会。だから議会がOKなら行動以外の何物でもない。ミサイル発達の今日、米国防省の18のウオーゲームで台湾(尖閣周辺9で米は全て敗北
1:多くの日本人には驚きだが、米国は厳密な意味で、安保条約上、日本を防衛する義務は負っていない。
2:安保条約第五条。
「 各締約国は、日本国の施政の下に
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孫崎さんの読者にとっては もはや耳タコ論だが、ナンセンスなのは、尖閣問題を平和裏に解決すべく、日本が中国に対してどれだけ外交努力を重ねているのか全く聞こえてこないことだ。
尖閣を巡る武力衝突回避のため、かつては十分機能していた枠組みを再び有効にすべく、日本は中国に対して一体どんなアプローチをしているのだ。何もしていないのでないか。それとも、中国に何を言っても「問答無用」と返されたから、「もはや戦争しかない」とでも言うのか。全てはDSの「武力行使ありき」シナリオに沿って動いているだけだろう。
私はこの10年近く尖閣をめぐる日本の世論創作ぶりを細かく観察して来ました。勿論、その創作者はDSです。このDSは私が言うところの「国境なき巨大資本」なんです。
年寄りも含めた日本人全体が殆ど忘れてしまったあの1940年代、日本は「鬼畜米英」で固まってました。西欧の学者がその現象を全体主義と呼びました。その日本の全体主義の創作者がウインストン・チャーチルだったと言うことを知っている日本人は現在あまりいない。日本がパールハーバーを攻撃した時、ウインストンはルーズベルトに祝電を打ってます。鬼畜米英の日本を叩く正当性をルーズベルトがゲットしたのですから、両者はさぞ嬉しかったに違いないのです。
日本は今「鬼畜中国」で固まった全体主義です。日本は間違いなく中国と近々戦争を始めると私は危惧しています。中国は自民党ジャパンが戦争を仕掛けて来るのを待って日本に倍返しするのを待っていてはいけません。背後の米軍も動きますから、中国本土への損害は免れません。
5年程前にプーチンが西欧に警告(戦場は西欧になる)を発表して、西欧人の「鬼畜ロシア」で固まった異常心理を正常化したしたのです。中国はこれを学んで日本人に分かりやすく警告を発するべきです。
ルーズベルトは原子爆弾を落としたかったから事前警告は発しませんでした。仮に発しても、当時ですから、敵国報道として扱われ、鬼畜米英で血迷った日本人にはその趣意が通ることは無かったでしょう。でも、現在はSNSもあるし、中国は速やかに警告を発すべきです。どういう内容にするかは賢い中国だから、もう分かっている筈です。この警告を我々は期待するしかありません。
本当に困っちゃう。なんで日本はこんな阿保な国になったんだろう。
>>2 いつも書くことで、基本的に同意いたしますが「 ルーズベルトは原子爆弾を落としたかったから事前警告は発しませんでした」ではなく、ルーズベルトは対日戦はソ連に任せ、ソ連を最も嫌悪し警戒していたチャーチルが、トルーマンの背中を押したので、米国は広島・長崎に原爆を投下したと考えます。彼の大英帝国主義(植民地主義・・これをルーズベルトは嫌悪していたとあります)。初期には米国よりも原発開発で先行した英国は、原爆行使に決定権はないものの、「異議」を唱える権利があったと記憶しています)。
>>3
フランクリン・ルーズベルトは原子爆弾の開発には並々ならぬエネルギーを注いだ男です。日独尹のファシスト同盟に憤怒を持った正当な男ですが、チャーチルとは若干違った。それは、ロシア共産党に一定のシンパシーを持っていた点です。
その彼が三国同盟をやっつける為に原子爆弾作りに精を出したのは否定出来ないのです。武器ですから当然使うことが前提です。使うとしたら、イタリアではない。ドイツでもなかったでしょう。何故なら、米国そのものがイタリア人、ドイツ人によって、勿論、誇張ですが、作られていると言っても、過言ではないのですから。従って、原子爆弾を実際に落とすのは日本と考えたと推測するのも成り立つのではないでしょうか。当時、日本人は米国人からは下等なJAPです。貴殿には分からないでしょうが、日本人は野良犬みたいに見られていました。
パールハーバーを日本海軍が急襲することは計画段階からルーズベルトは知っていました。何故なら、日本の暗号が解読されてましたから。もし、ルーズベルトが日本人だったら、そして、例えば、祖先が広島県人だったら、「バカな真似するな」とたしなめるでしょう。でも、彼は日本軍が手を出すのをじっと待っていた。やられたら、やり返す。しかも、倍返しどころではない。痛い目にあわしたると。そして、実際に原子爆弾を人口密集地に二個も落としたのです。勿論、落としたのはトルーマンでした。でも、ルーズベルトであっても、落としたと私は思います。
現代中国は米国とは違う。プーチンに倣って、日本民族にアジア人としての友誼をタイミングよく訴えるでしょう。
中国が尖閣や台湾を侵略してこなければ、戦争はおきない。なぜか、この前提が忘れられているようにおもわれる。
しかし「たたかえば中国が勝つ」という「事実」が、中国による尖閣・台湾への侵略を招く可能性がある。ごく最近の中国による、フィリピン沖南シナ海における漁船集積をみていても、中国は侵略したくてしたくてハァハァしている感じがある。
こういう中国の動きを予測して、日本はオバマ政権の前からインドやオーストラリアまで含めた連携で中国の暴発を抑止する構想を持ち、最近クアッドというかたちで結実しようとし、さらにEUもその重要性を理解してきた。めざすところは勢力均衡による平和への努力であり、安倍政権には、わたしは批判的な部分もあるが、この点における外交努力は、立派なものだと思う。
>>4
ご指摘の点は十分に承知している積りです。しかし、トルーマンとルーズベルトは区別する必要があります。仮定を「想定」するのは必要ですが、彼が45年4月に「死ななかったら」は無意味でしょう。歴史は仮定ではないからです。米兵が日本兵を「野良犬」視していたのも、彼らの現在に至る人種主義に照らしてみても明らかですが、日本の一般民衆がB29の搭乗員を虐殺したのも歴史です。日本人は「鬼畜米英」と唱えていたのですから。
>>8
鬼畜米英のスローガンは明治の鹿鳴館からずっと続く日本人の
欧米コンプレックスの裏返しにすぎません。
そんなものと米国人の「非キリスト者の有色人種は野生動物以下」
思想は同列におけません。
それに私見では、空から爆弾をばらまく兵士たちは、俺たちは地上に
降りたら絶対に地上の連中に八つ裂きにされるな、と覚悟すべき存在です。